企画展が面白そうな内容でしたので、行こうと思っていた「国立歴史民俗博物館」へ22日に行ってきました。
この「国立歴史民俗博物館」は、「昭和58年3月」に「開館」した「日本の歴史と文化」について総合的に研究・展示する「歴史民俗博物館」でして、「古代」、日本で言う「縄文時代」から「現代」、すなわち「近代」までの「日本の歴史」と「日本人の民俗世界」をテーマに、実物資料や精密な複製品などの学問的資料とされる復元模型などを使用して「日本の歴史と文化」について解りやすく展示してある施設なのです。
私は初めて行ったのは中学2年生の春休みで、どういった経緯で行く事になったのかをハッキリ覚えていないのですが、確か「課外授業」の一つとして行ったような気がします。
その後行ったのが2013年、2014年ですから、今回は10年ぶりに行った事になるんですね…。
さすがに10年も経っているからでしょう、入館料も420円から600円に。ただ、「JAF」の会員証を見せると「350円」となるので、おトクな感じです。
で、10年ぶりという事もあり、常設展が変わっていました…。第1展示室と第2展示室が新しくなっており、第1展示室の「先史・古代」では「縄文時代から弥生時代」が「現代」の「縄文文化」と「弥生文化」がある程度平行して存在していた事となり、私が習った時代と比べると違っている事が多くなっており、改めて縄文と弥生について知る事ができましたね。
第2展示室もリニューアルされてはいますが、こちらは配置やパネル解説を変更した程度。だと思いますが…、極端な変化なかったと思います。
しかし、リニューアル後の順路がいまいち解りにくいのが難点ですね、各展示室のメイン展示室とサブ展示室みたいのがあり、そこで分岐してみるか?そのままメインを見るか?と言った感じで、どう見て行くかがハッキリしていないんですよ。
また、現時点で「第5展示室 近代」がリニューアル工事中でしてこちらは2026年3月オープン予定と1年以上先となり、大幅なリニューアルが期待されますね。
ともかく、歴史は結構大きく変わったりすること、新たな文献の発見があったりするので、定期的なアップデートが必要になってくるのでしょうね。それに時代が進めばその分加える事が出てきますからね。
近年で言えば「新型コロナウィルスによる世界的パンデミック」も後10年もすれば追加される事になるかも知れませんしね。
ともあれ、最新の「縄文・弥生文化」を知れたことは良かったですよ。
ただ、見たかった「特別展」が12月8日で終了していたのが残念でしたが…。
それでは、本日の登場人物は「博物館」と「歴史」の話題でしたので、この方。「ベルジアンタービュレン」の「Chiefille」で「人類学」の中 でも「古代美術」を専攻している「ベルギー国立博物館」の「学芸員」である「リリアーヌ・コラフェイス」さんコト「リリア」さんです。随分以前に訪れた「国立歴史民俗博物館」へ寄ってきた「リリア」さん、展示がリニューアルされており…。ちなみに背景は「第1展示場」の「古墳時代」辺りの展示スペースなのです。