風に立つライオン
★4
2018年02月16日 15:52
原作を読んでから映画を観るまで時間が経ってしまったが、やっと観ることができた。
私は原作に勝る映画、ドラマはそうそう無いと思っている。
でも、この映画は原作の文字で伝わらなかったアフリカが圧倒的な迫力で迫ってきた。
子供が地雷を探すために列を作って歩かされる土埃の舞う大地。
子供が銃を持ち、人を殺す。
恐怖心を持たせない為に麻薬を注射されて。
そういうことが現実にある(あった)所で、現地の子供達が演技する。
文字ではそれ程感じなかった(傍観者であるという)罪の意識を強烈に感じながら観ていく。
映像がこちらの意思とは関係なく迫ってきて苦しい気持ちになる。
その中で医療に従事する人たち、島田航一郎(大沢たかお)、草野和歌子(石原さとみ)たちが本当に“救う人”に見える。
演技を超えた演技なのか、大沢さんがとてもナチュラルに島田航一郎になっている。
また、石原さんも溶け込んでいる。
今まで観た中で一番好きな石原さんかも。
映画という限られた時間であの原作が表わされていたのはリアルなアフリカがあったからかもしれない。
字幕に【企画 大沢たかお】とあった。
大沢たかおさんの強い意志がこれを作り出したのだなと再確認した。
さだまさしさんのひとつの歌がここまでの進化を遂げた。
いや、もっと、柴田紘一郎という医師の志が私たちにまで届けられたのね。
★4
2018年02月16日 15:52
原作を読んでから映画を観るまで時間が経ってしまったが、やっと観ることができた。
私は原作に勝る映画、ドラマはそうそう無いと思っている。
でも、この映画は原作の文字で伝わらなかったアフリカが圧倒的な迫力で迫ってきた。
子供が地雷を探すために列を作って歩かされる土埃の舞う大地。
子供が銃を持ち、人を殺す。
恐怖心を持たせない為に麻薬を注射されて。
そういうことが現実にある(あった)所で、現地の子供達が演技する。
文字ではそれ程感じなかった(傍観者であるという)罪の意識を強烈に感じながら観ていく。
映像がこちらの意思とは関係なく迫ってきて苦しい気持ちになる。
その中で医療に従事する人たち、島田航一郎(大沢たかお)、草野和歌子(石原さとみ)たちが本当に“救う人”に見える。
演技を超えた演技なのか、大沢さんがとてもナチュラルに島田航一郎になっている。
また、石原さんも溶け込んでいる。
今まで観た中で一番好きな石原さんかも。
映画という限られた時間であの原作が表わされていたのはリアルなアフリカがあったからかもしれない。
字幕に【企画 大沢たかお】とあった。
大沢たかおさんの強い意志がこれを作り出したのだなと再確認した。
さだまさしさんのひとつの歌がここまでの進化を遂げた。
いや、もっと、柴田紘一郎という医師の志が私たちにまで届けられたのね。