途中下車してときどき嵐

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映画「オー!ファーザー」感想

2018年02月14日 09時23分38秒 | 日本映画感想
「映画になっていたんだ!」レンタルショップで見かけたので借りてきた。
伊坂幸太郎の原作を読んだのはいつだったか?(読書感想)
4人のキャラの濃い“父ちゃん”と“息子”の話だったが、細かい内容は忘れてしまっていた。
“息子”の由紀夫くんは岡田将生、さすがに高校生役は無理がある感じだけど、しかたがない。
“父ちゃん”は佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳、なかなか濃いメンバー。
文字だけで表されていた“父ちゃん”がより生き生きと動いていく。
大学教授、ギャンブラー、体育教師、元ホスト、それぞれ、極端に違う“父ちゃん”達だが、“息子”由起夫をむっちゃ愛してる。
個々に息子を鍛え、教育もするが、団結して息子の将来に備える。
“息子”が誘拐された時、救出の訓練をするとか、どれだけ愛しているや~
息子の危機に立ち上がる父ちゃん達になぜか胸キュンしてしまった。
そして、溢れる愛に涙が溢れてきた。
あまり意味が無いことをしても「思い出を作ってあげてるんや」と言っていた父ちゃん。
父ちゃんが死ぬとき、4回も悲しまなければならないのかと思う“息子”『そうやで~』

今回も出てこなかった(出てきても困るけど)父ちゃん達が愛する“ともよ”さん、これだけ個性的な父ちゃん達がベタ惚れしている女性ってどんなんだろう?
想像も出来ない。
でも、これだけは何となく、由起夫の生物学的な父ちゃんは彼ら4人の中には居ないんだろうなって。
コメント
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