カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

今日11月19日

2006-11-19 22:08:21 | Weblog
 メモです。

 今日11月19日はシューベルトの没日だそうです。

1828年11月19日没 (没後 178年) シューベルト Schubert, Franz Peter オーストリア

 シューベルトの作品でいま私がいちばん好きなのは、「アルペジョーネ・ソナタ」かもしれません。第一楽章冒頭のアルペジョーネ(チェロで代用されることも多いですが)の出だしのメロディは何度聴いてもすばらしいと思います。

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 今日は午後に国立競技場まで散歩がてら出かけ、マラソンレースを間近に見てきました。今日のコンディションは降りしきる雨と寒風の中で最悪だったと思います。傘をさして競技場の観覧席に座っていましたが、少し腰掛けていただけでたちまち身体中の熱が奪われてしまう感じでした。。そんな中でレースをした選手は本当にすごいと思いました。。。まさに超人です。

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《江戸時代の天皇即位式、“観覧券”配って庶民に公開》
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20061119i112.htm?from=main1

 江戸時代、天皇即位式が“観覧券”を配って公開され、庶民が多数詰めかけていたことが、森田登代子・大阪樟蔭女子大学非常勤講師(近世民衆史)の研究で分かった。
 幕府の政策で民衆から遠ざけられていたとされる従来の近世天皇像を覆すもので、今週発売される国際日本文化研究センター(日文研)の共同研究報告書『公家と武家3』(思文閣出版)に掲載する。
 幕府は、朝廷を統制する法令(禁中並公家諸法度)を定めるなど天皇の力を抑制、管理。天皇は庶民から隔離され隠された存在、と従来は思われてきた。
 森田講師が、当時の京都で奉行所が高札などの形で出した膨大な数の「町触れ」(告知)を調べた結果、1735年の桜町天皇即位式前の町触れに「御即位拝見之儀、此度者(このたびは)切手札(きってふだ)を以(もって)男ハ御台所門、女者(は)日之御門より入レ候之条」とあり、これは、観覧券に当たる「切手札」を発行し、男女別で御所のどの門から入るかを決めていたと判明。続く桃園天皇の即位式でも切手札を発行、事故防止のためか「男百人、女弐(二)百人」と制限し、老人や足が弱い人などの観覧を禁じた事実も分かった。
 1779年の光格天皇即位式を描いた『御譲位図式』などの絵図も調べたところ、警備の武士とは別に、庶民の正装である裃(かみしも)を着て御所に入る人、子ども、授乳する母親らの絵柄が確認された。森田講師は「民衆にとってごく身近で楽しみな行事だった。江戸時代になって急に公開したのでなく、中世以来の伝統ではないか」と語る。
 当時の即位式は高御座(たかみくら)に昇る天皇を中心に、公卿ら数十人が出席、鉦(かね)・太鼓、祝詞奏上、焼香など厳かな儀礼が繰り広げられたことが分かっている。

(2006年11月19日20時18分 読売新聞)
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火星探査機の記事(メモ)

2006-11-19 18:55:05 | Weblog
 昔に読んだSF小説のいくつかを思い出すような記事で、すこし気味悪くもありますが、なにか興味深いです。。。

《最古参の火星探査機が不明、最新鋭機で捜索 NASA》
(2006年11月19日朝日新聞記事)

 先輩探査機はどこだ――。米航空宇宙局(NASA)は17日、今月初めに地球との交信を絶った火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーの行方を突き止めるため、火星上空で最新鋭探査機による捜索を実施した。AP通信が伝えた。超高解像度カメラで「先輩」が現れそうな場所を撮影し、機体が写っていないかどうか、画像の解析を進めている。
 マーズ・グローバル・サーベイヤーは96年11月7日に打ち上げられた。火星を現在周回中の米欧の4探査機の最古参で、これまでに約24万枚の画像を撮影。火星表面に水が流れていた跡を見つけたり、磁場の観測から地殻変動があった証拠をとらえたりするなど、多くの成果を上げてきた。
 当初の観測計画は火星の約1年間(地球の約2年間)だったが、大きなトラブルもなく、観測計画を延長してきた。
 ところが、NASAの発表では、打ち上げ10周年を目前にした今月3、4日、2日間続けて地球との交信が途絶した。5日にいったん微弱な電波を地球に送ってきたものの、以後は交信が絶えて行方不明になった。
 このため、最新鋭の探査機マーズ・リコネッサンスを捜索に使うことにした。昨年8月に打ち上げられ、今年9月に観測用の低軌道に入ったばかり。搭載カメラは、過去の探査機の約6倍もの解像度をもつ。
 AP通信によると、画像の解析結果が出るのは週明けになる見通しだ。

http://www.asahi.com/science/news/TKY200611180295.html

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●2003年12月25日(木):ビーグル号の冒険
http://www.asahi-net.or.jp/~fq4h-hrym/science/sd/sd0312d.htm

Beagle2 Current news(公式:英文)
http://www.beagle2.com/news/index.htm

 欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機"マーズ・エクスプレス"が25日火星に到着、周回軌道に無事投入された。
 一方、着陸機"Beagle2"も日本時間25日昼前に目的地となる赤道近くのイシディス平原を目指し大気圏に突入。ここまでは順調だったわけだが……。
 無事着陸すれば、"Beagle2"から着陸成功を知らせる信号が発信されるはずであったのだが、交信予定時刻になっても、その信号を受信することはできなかった。
 先日も日本の"のぞみ"が残念な結果になったが、やはり火星探査の難易度は高いようだ。
 しかし、今回の事故で"Beagle2"のみが注目されその失敗が取りざたされているが、"マーズ・エクスプレス"自体は無事であり、周回軌道からの観測ミッションの継続は可能だ。

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2005.05.08
■行方不明の探査機、火星の南極付近で発見!!
http://cybar.cocolog-nifty.com/ginga/2005/05/post_b9aa.html

 1999年12月に火星の南極に着陸を試み、直後に通信が途絶えて消息不明となっていたNASAの探査機マーズ・ポーラー・ランダーが、着陸予定地点に近い場所で発見された。
 火星軌道を周回するマーズ・グローバル・サーベイヤーが1999年と2000年に撮影した南極付近の画像を専門家が再分析した結果、パラシュートやランダーの機体、エンジンが地表を吹き飛ばした跡が確認された。ランダーの機体は、暗色の噴射跡の中に、かろうじて白い点として見える程度だが、砕け散らずに、ある程度の外観は保っていると推定されている。

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“火星”小説よ、集まれ! 今日から“火星”探査チーム
http://www.f8.dion.ne.jp/~dryfish/mars0001.htm
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