晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

ノルウェー上空に現れた螺旋模様

2009年12月10日 | Weblog
ノルウェーの上空に不思議な螺旋状の模様が出現したようです。

以下、Spaceweather.com(2009/12/9)の記事より

【STRANGE LIGHTS OVER NORWAY】
(ノルウェー上空に現れた螺旋模様)

巨大な螺旋状の模様が突然空に浮かび上がる現象が早朝のノルウェーで発生し、
多くの人がこれを目撃しました。「我々はここノルウェーでたくさんのオーロラを
見ています。しかし、今朝見たものはどのオーロラとも違ったものでした。」
ニック・ハンブリーは仕事に行く途中でこの現象を目撃しました。「それを
目撃したのは7時50分から8時の間だったと思います。」

この様子をジャン・ピーターが写真に収めました。

多くの人々はこの写真を見た瞬間「フォトショップで作ったの?」
と聞き返すことでしょう。たしかに、これはありえない写真です。
しかし、違います。多くの目撃者は声をそろえて言うはずです。
「これは、本当にあった出来事だ」と。


ハンブリーの目撃談です。
「最初、オーロラの色に似た緑色のビームが伸びてきました。その後、
ビームの先端が螺旋状の動きを始めて、その周りに大きな螺旋がどんどん
広がっていきました。その螺旋はみるみる大きくなり、地面へと伸びている
緑色のビームも覆い尽くして空いっぱいに広がり、やがて白色のハローへと
変化していきました。」
この現象はノルウェー北部の広い範囲で目撃されました。数百km離れた所
でも見られたことから、この現象は大気圏のかなり高いところで起きた現象
だといえます。

この現象はコントロールを失ったロケット(おそらくロシアの潜水艦から
発射されたICBM)によるものだと考えられています。緑色のビームの下に
見える雲が、ロケット発射の最初のブースト・フェーズだと考えられています。

2007年に米国潜水艦から発射されたTrident IIミサイルのビデオに示されて
いるように制御不能になったロケットの飛行はこの螺旋状の現象を説明するもの
かもしれません。ロシアのロケット仮説はもっともらしいのですが、
それはまだ確認されていません。

〈管理人補足説明〉
なんとも奇妙な光景です。資料映像を見ると確かにICBMは螺旋状の動きを
することがあるようですが、それにしても不思議なことは、レーザービーム状の
緑色光が消えることなく残っていること、さらに、螺旋状の雲が消えることなく
広がっていくことです。正確に幾何学模様を描いていく様子は、偶然の産物と
片付けてしまうにはあまりにも美しすぎる光景です。

それに、北極海でICBMを発射することは今まで何回も行われているはずです。
しかし、これまでこのような目撃報告がなかったということは、何か解明されていな
い大気現象等が発生していたのかもしれませんね。
中間圏の大気に何か変化が起きているのでしょうか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿