ISSのコンポジット方法、その2ステライメージ編です。
ステライメージでのコンポジット手順は下記のとおり
元動画→PIPPでTiff画像に保存→解像度の良いフレームで連続している画像をセレクト
→ステライメージでコンポジット→ステライメージで画像処理→完成
今回PIPPで保存されたTiff画像は5~600枚あります。
この中から解像度が良くて時間的に連続している画像を選びます。
選んだら、あとはステライメージでコンポジット(バッチ処理)します。
コンポジットが終わったらステライメージで画像処理をして完成です。
で、こちらが14枚コンポジットした画像と1枚画像の比較GIFです。(クリックで拡大)
14枚コンポジット(№3420-3433)↓
2021.6.2 20h06m45.507s - 20h06m45.601s
25枚コンポジット(№3420-3444)↓
2021.6.2 20h06m45.507s - 20h06m45.695s
12枚コンポジット(№3988-3999)↓
2021.6.2 20h07m01.441s - 20h07m01.535s
20枚コンポジット(№5026-5045)↓
2021.6.2 20h07m34.489s - 20h07m34.630s
8枚コンポジット(№5473-5480)↓
2021.6.2 20h07m46.705s - 20h07m46.768s
〈考察〉
ステライメージでのコンポジットは想像以上に効果があった。撮影時の解像度に依存することではあるが、25枚コンポジットしても画像が大きくずれることはなかった。これは一重にステライメージの位置合わせ機能の精度が高いことにつきると思う。しかし、位置合わせを実行した写真を重ねてみると大気の揺らぎでISSの形が写真ごとに微妙に変化しており、ぴったり重ねることは困難であった。よほど安定した気流での撮影か、または揺らぎをキャンセルするソフトが無い限り1枚画像のようなシャープさを求めるのは無理な感じがする。
2020年10月から始めたISS拡大撮影(惑星カメラ編)はシステムの完成および画像処理方法のとりあえずの確立で今回を持って終了としま~す。次回からは新たなミッション「ISS拡大撮影(惑星カメラ・カラー編)」が始まります。解像度が悪くて大気分散も拾ってしまうカラーカメラでどこまでモノクロカメラに迫れるか挑戦します。もちろん好条件パスの時はモノクロカメラ優先でISSの撮影は行いますので、随時ブログでアップしていきます。
参考比較画像
過去ブログ↓
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その8 2021.6.2
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その7 2021.5.30
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その6 2021.5.15
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その5 2021.5.14
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その4 2021.4.7
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その3
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その2 2021.2.19~2021.3.12
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その1 2020.10.5
ステライメージでのコンポジット手順は下記のとおり
元動画→PIPPでTiff画像に保存→解像度の良いフレームで連続している画像をセレクト
→ステライメージでコンポジット→ステライメージで画像処理→完成
今回PIPPで保存されたTiff画像は5~600枚あります。
この中から解像度が良くて時間的に連続している画像を選びます。
選んだら、あとはステライメージでコンポジット(バッチ処理)します。
コンポジットが終わったらステライメージで画像処理をして完成です。
で、こちらが14枚コンポジットした画像と1枚画像の比較GIFです。(クリックで拡大)
14枚コンポジット(№3420-3433)↓
2021.6.2 20h06m45.507s - 20h06m45.601s
25枚コンポジット(№3420-3444)↓
2021.6.2 20h06m45.507s - 20h06m45.695s
12枚コンポジット(№3988-3999)↓
2021.6.2 20h07m01.441s - 20h07m01.535s
20枚コンポジット(№5026-5045)↓
2021.6.2 20h07m34.489s - 20h07m34.630s
8枚コンポジット(№5473-5480)↓
2021.6.2 20h07m46.705s - 20h07m46.768s
〈考察〉
ステライメージでのコンポジットは想像以上に効果があった。撮影時の解像度に依存することではあるが、25枚コンポジットしても画像が大きくずれることはなかった。これは一重にステライメージの位置合わせ機能の精度が高いことにつきると思う。しかし、位置合わせを実行した写真を重ねてみると大気の揺らぎでISSの形が写真ごとに微妙に変化しており、ぴったり重ねることは困難であった。よほど安定した気流での撮影か、または揺らぎをキャンセルするソフトが無い限り1枚画像のようなシャープさを求めるのは無理な感じがする。
2020年10月から始めたISS拡大撮影(惑星カメラ編)はシステムの完成および画像処理方法のとりあえずの確立で今回を持って終了としま~す。次回からは新たなミッション「ISS拡大撮影(惑星カメラ・カラー編)」が始まります。解像度が悪くて大気分散も拾ってしまうカラーカメラでどこまでモノクロカメラに迫れるか挑戦します。もちろん好条件パスの時はモノクロカメラ優先でISSの撮影は行いますので、随時ブログでアップしていきます。
参考比較画像
過去ブログ↓
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その8 2021.6.2
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その7 2021.5.30
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その6 2021.5.15
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その5 2021.5.14
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その4 2021.4.7
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その3
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その2 2021.2.19~2021.3.12
ISS拡大撮影(惑星カメラ編)その1 2020.10.5