晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

ISSとSTSエンデバーのランデブー飛行

2008年12月01日 | STS(スペースシャトル)
エンデバー号は今朝、エドワーズ空軍基地に無事着陸しました。

エンデバーがISSから分離した直後の様子をポーランドのISS
ウォッチャーが地上から撮影することに成功しました。

以下11月29日付のSpaceWeather.comのWhat's up in Spaceの記事…
「2つの宇宙船:夜空を望遠鏡で見たことは何度もあると思いますが、
2機の宇宙船が並んで飛行する様子をあなたは見たことがありますか?

昨晩、ポーランドで並んで飛行するISSとエンデバーの撮影に成功しました。
撮影したのはポーランドのKoluszkiにすむJanusz Krysiak さん。
自宅にある天文台の16inch望遠鏡を使用して撮影しました。

エンデバーは11月28日にISSから離れ、11月30日にフロリダに着陸する予定です。その間、条件がそろえばISSとSTSが並んで上空を横切る様子を見ることが出来ます。STSは木星と同じ明るさ、ISSは金星と同じ明るさで輝くので絶対に見逃すことはありません。あなたの地域で見える時間は Simple Satellite Tracker でチェックできます。」

すごい写真ですね~。これはISSから分離した直後の
フライアラウンドをしているときの様子ですね。

この時の様子をフィギアで再現してみました。

STSはドッキング中、後部(垂直尾翼側)を地球側に向けているので
全体の姿が地上からは見えない位置にあるため、本来の姿を撮影するのは
非常に難しい対象です。ランデブー飛行を見るのさえまれなのですから、
フライアラウンドをしているときに自分の家の上空を通過したのは
ごくごくまれなことです。そのチャンスを逃さず撮影した
Janusz Krysiak さんに拍手ですね。

こちらは以前「ISS拡大撮影(2)セカンドミッション」で紹介した写真

この写真はISSが天頂を過ぎて高度45°付近に来たとき
撮影したものです。中央部分にカーゴベイを開いたSTSが
ぶら下がるように写っています。

STSの飛行コースによっては意外と写るものですね。
運が良ければハッブル望遠鏡を修理する様子も撮影
出来るかもしれませんね。