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大日本報徳社 大講堂(遠江国報徳社公会堂)
所在地:掛川市掛川1176
建設年:1903(明治36)
構造・階数:木・2F
備考 :国指定重要文化財(平成21年度指定)
Photo 2023.3.21
今春、久々に大日本報徳社の大講堂を訪れた。修復等が完了して重要文化財に指定されてからは初めて。前に訪れた時は事務所に寄ってお願いして中を拝見させて貰ったが、重要文化財にもなっているので今回はちゃんと公開されていた。
また、写真には写っていないが、以前は大講堂の左手にRC造2階の事務所があったが、これは撤去されていた。
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前項で記したように、2007(平成19)年に修復が完了しているので、外壁もきれいになっている。
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玄関は、御殿や立派な家などにあるような造りで、むくり屋根のやや大振りなもの。
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講堂内は畳やカーテン他が新調されて明るくなっていた。
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お金がなくて修復できないと言っていた額もきれいに直されていた。
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入口の両サイドにある2階部分へ上がる階段は新設されたもの。以前は無かったものなので、欠けた形で畳が敷かれている。
以前は上れなかった二階から
吹き抜けを囲む二階部分は、壁から張り出す形で下には支柱がない。天井から鉄棒が下がっており、床は吊られてもいるようだ。
玄関上の部分に祀られている「二宮大先生御神像」
和洋折衷の擬洋風建築の講堂だが、神棚というか厨子のようなものが玄関上にあるのも印象的。
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木でアーチ型を造っている窓。窓ガラスは上げ下げ型。桟が細くて華奢。窓部分は洋風なのでカーテンが掛けられている。
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2階の奥には和室もあるが、窓はここも洋風。
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1階左奥にある階段。こちらは昔からあったものだろうか。
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