都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

2021年4月 記事一覧

2021-04-30 | 記事一覧 

04/02 誠ビル
04/06 松本市 鮨「蔵」
04/09 岐阜市 正法寺・岐阜大仏
04/12 豊田市 足助の旧飲食店
04/15 岡崎市内の旧花街1
04/18 岡崎市内の旧花街2
04/21 岡崎市内の旧花街3
04/24 岡崎市内の旧花街4
04/27 ダンスホール双竜
04/30 山梨県 南部町 最恩寺 仏殿

タグ一覧   日本国内の建物や街並み  Tokyo Lost Architecture

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最恩寺 仏殿

2021-04-30 | 山梨県  
最恩寺 仏殿
所在地:山梨県南巨摩郡南部町 福士2350
建設年:室町時代中期(1393-1466)
備考 :国重要文化財

 山梨県南部、富士川沿いの町にある寺にひっそりとある仏殿。
 本体は、桁行一間、梁間一間と小さく、その外側を裳階が囲んでいる。屋根は銅板葺。
 小さな建物だが、唐様の仏殿建築として貴重であるとして、国の重要文化財に指定されている。
 軒が深く、軒先がやや上向きに反っているのが特徴的。

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#古い建物 山梨県  #寺院  #重要文化財  #江戸時代以前  タグ一覧
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ダンスホール双竜

2021-04-27 | 愛知県  
ダンスホール双竜
所在地:愛知県岡崎市板屋町164
構造・階数:木・2F
Photo 1994.9

 板屋町界隈を歩いていて最も驚いたものがこれ。南北に通っている旧東海道が西へ折れる角から、更に南へ行った場所にあった。

 とにかく大きな2階建て。ダンスホールとあるが和風。でも玄関は両開きのドア(外開きだった模様)。そしてここも2階の軒先に電灯が並ぶ。

 ネットで検索したところ、ホールは2階だったらしい。下記リンク先にはここで社交ダンスをしたことがある方の記載がある。戦前からの建物で、ミシミシ音がする階段を上った先にホールがあったという。

 昼間はひっそりしていたので、もう使われていないのかと思ったのだが、実は1996(平成8)年閉館で、撮影時点ではまだ営業していたようだ。保存もちょっとは検討されたようだが、そうこうする内にして解体されてしまったという。
 その後、建て替えられて、1999(平成11)年に双龍亭という喫茶店になり、店内には写真の建物のスケッチが飾られているという。

 うーん、これは残して欲しかった・・・。

昭和の社交ダンス | 2568256のブログ

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#失われた建物 愛知県  #遊興施設 
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岡崎市内の旧花街4

2021-04-24 | 愛知県  
岡崎市内の旧花街
所在地:岡崎市板屋町50
構造・階数:木・2F
Photo 1994.9.9

 旧東海道沿いの建物群。ところどころ空き地になっていたりしていたが、まだかつての街並みが少し残っていた。

所在地:岡崎市板屋町50
構造・階数:木・2F
Photo 1994.9.9

 一枚目の奥の右側。この頃はたばこ屋、雑貨店だったようだが、軒先の電灯からすると、やはりかつては遊廓かその関連の建物だったのではないかと思われる。

所在地:岡崎市康生町578
構造・階数:木・2F
Photo 1994.9.9

 岡崎で徳川家康が生まれたことから、城跡を含む周辺は康生町という名になっている。この建物は痛みが激しく、残念ながらあまり長くないだろうなと思われたもの。道路沿いの目隠し塀が残っているものだった。

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#失われた建物 愛知県  #街並み 愛知県  #遊興施設  #旧東海道  タグ一覧
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岡崎市内の旧花街3

2021-04-21 | 愛知県  
岡崎市内の旧花街
所在地:愛知県岡崎市板屋町93?
構造・階数:木・2F
Photo 1994.9.9

 全く同じ建物が残っていないので正確な場所はわからない。ただ、2棟のうち奥の方の建物は外装を変えて存続しているのかもしれない。  手掛かりは画面右端の消火栓の標識。町内の数ヶ所、旧東海道沿いの南北方向の道の交差点近くに消火栓があるが、この場所以外は様子が異なる。

 現在の様子は以下のリンクからGoogle Street Viewで。奥の建物は、軒先の電灯や玄関の唐破風、タイル張りの腰壁は残っていないが、他の部分は似通っている。色褪せた消火栓看板の位置もほぼ同じ。手前側の料理屋、花福は残念ながら完全に消失。

Google Street View
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岡崎市内の旧花街2

2021-04-18 | 愛知県  
岡崎市内の旧花街
所在地:愛知県岡崎市板屋町166
構造・階数:木・2F
Photo 1994.9.9

 ここも旧東海道(松葉通り)の南裏側。
 この建物を見た瞬間、これは街道筋の普通の建物とは明らかに違うぞと感じた。軒先に電灯がいくつも付いているなんて、普通の家ではまずない。角地の建物はこの時点では料理屋(たぶん料亭)だったが、この外観はやはり旧遊廓だからこそのものだろう。

 現在は2棟ともない模様。ただ、Google Street Viewで確認したところ、角地の大型建物は、改築されて様子がかなり変わったものの躯体としては残っているかもしれない。奥行きや屋根の傾斜などは同じだが、1階の庇と張り出しなどを取り払って、左右の幅も詰めて、窓位置も外壁も変えた形になっている。

 ちなみに、後方のホテルは名を変え、外装も変わっているが、現存している。電柱広告がある山田旅館(ビジネス)も現存。現状のストリートビューは下記。

 地元の方は昔のことはあまり語りたくないのかもしれない。私のように面白がって撮影する人はどちらかというと迷惑だったのだろう。だからこの手の建物は人知れず無くなっていく。

Google Street View
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岡崎市内の旧花街1

2021-04-15 | 愛知県  
岡崎市内の旧花街
所在地:愛知県岡崎市板屋町161
構造・階数:木・2F
Photo 1994.9.9

 旧東海道は岡崎城下で何度も曲がっていて、二十七曲りとよばれていたそうだ。市内の東海道筋は戦災で焼失してしまったが、城の西側、板屋町、八帖町界隈は焼失を免れ、古い街並みが残っていた。板屋町は江戸期から茶屋が多く、繁盛していた場所だという。

 写真は旧東海道(このあたりでは南北に通っている)から東へそれた場所。26年前のことなので、詳細な場所が分からなくなっていたのだが、元の写真を拡大してよく見たら奥の方に橋の欄干が写っており、それと右側奥の洋風アパートから場所が判明した。橋の先は岡崎城のある岡崎公園。
 Google Street Viewで確認したところ、古い建物は、一番奥の角地のものだけは改修されながらも現存している。他は全て残っておらず、建て替えられたり空地になっている。この道の最も古いStreet View画像は2013年だが、その時点で既に全てが消失しているので、1990〜2010年頃の約20年間に次々に建て替えられたことになる。

 この板屋町、大正時代までは遊廓だったというが、1923(大正12)年に遊廓は市内に移転して、その後は花街になっていたという。四半世紀前は、それらしい雰囲気がかなりあったが、今、ストリートビューで見てもそれらしい感じはほとんどない。普通の住宅街なのにホテルやスナックがあるという、ちょっとした違和感はあるけれど。

Google Street View
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足助の旧飲食店

2021-04-12 | 愛知県  
和洋料理・アサヒビールの文字看板のある店
所在地:愛知県豊田市足助町石橋35
構造 :木
階数 :2F
Photo 1994.3.20

 1階は豆タイル張りでカーブが付いており、二階には八角の星型窓や丸窓がある洋風店舗。ただ、洋風なのは角部分だけで、全体は大きな切妻瓦屋根。二軒で一つの建物のようで、むくり屋根の玄関も右側には付いている。角部分だけ増改築してこのような形になったのだろうが、少し傷んだ様子も含めて印象的だった。

 左側の鳥居はこの先にあるお釜稲荷という神社のもの。真っ赤な鳥居との取り合わせもちょっと不思議。

 ネットで確認したところ、少なくとも昨年時点では似た状態で残っているようだった。

 現在は、星型窓に嵌っていたエアコンの室外機は取り外され、「アサヒビール」の赤字も色が褪せ、「ー」字の上の蛍光灯照明も無くなっている。角部分2階のモルタル塗り壁の破損部分には外から板が張られており、完全に放置されているわけではないようだ。相変わらず空き店舗のようで、全体に傷みが進行しているが、なんとか残されている感じ。

 伝建地区にはなっているが、紅葉のシーズン以外はあまり多くの人が訪れる場所ではなさそうで、修復して飲食店として使うのにはややハードルが高そうだが、近くでも雑貨店や飲食店が営業しているので、上手く再活用して欲しいところ。

#古い建物 愛知県  #商業系  #看板建築 
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正法寺・岐阜大仏

2021-04-09 | 岐阜県  
正法寺・岐阜大仏 大仏殿
所在地:岐阜市大仏町8
建設年:1800(寛政12)
備考 :岐阜大仏は岐阜県指定重要文化財
Photo 1990.3.21

 昔、岐阜に行った時、たまげた建物。

 江戸時代に完成した大仏は、太さ1.8mのイチョウを真柱として、木材で骨格を組み竹材を編んで形を作り、それに粘土、和紙を貼り、漆を塗って金箔を貼ったもの。像高13.63m。大仏殿の方は1800年に完成したが、大仏の方には時間が掛かり1832(天保3)年にようやく完成したという。

 大仏の大きさのわりに大仏殿が大きくないので、大仏さんは天井に頭がぶつかりそうになっていて、後背も含めてやや猫背になっている。堂内に入ると真上の方から見下ろされている感じで、奈良や鎌倉の大仏のようなものを想像していると、予想外の展開にかなり驚かされる。

 大仏殿の方も奈良のものと異なりやや奇妙な形だ。屋根の大きさが上に行くにつれて急に小さくなる三重塔のような形で、お寺の建物としては他ではあまり見たことがない。三層だが内部は二層までの吹き抜けになっている。一層目は巨大な裳階ということなのかもしれない。また頂部の層には入れないようだ。

 Googleストリートビューを見たら、吹き抜けの周囲の壁面に通路があって、上の方からも姿を拝めるようだ。ただ当時は上方の通路に上った記憶がない。内部の撮影も禁止だったような気がする。記事化にあたって今回、ストリートビューを見ていたらもういちど見に行きたくなった。

Google Street View

岐阜大仏 - Wikipedia
岐阜 正法寺大仏殿

#古い建物 岐阜県  #寺院  #都道府県指定文化財    タグ一覧
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鮨「蔵」

2021-04-06 | 長野県  
鮨「蔵」
所在地:松本市中央1-10
構造・階数:木・3F
Photo 1992.11.22

 松本パルコのすぐ東側にあった狭い路地に面した寿司屋。
 市内中心部はこの時期、中央西土地区画整理事業が行われていて、この路地も現在は消失してしまっている。
 区画整理によって周辺は激変したが、この寿司店は通り沿いに残っている模様。区画整理事業実績を紹介した市のサイトには、曳き家をした建物もあると記されており、この建物もそうして残されたもののようだ。

 現状のストリートビューは以下リンクから御覧下さい。

Google Street View
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