都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

旧メリヤスビル(二興商会、帝莫)

2021-09-15 | 中央区  
旧メリヤスビル:二興商会、帝莫(メリヤスK.K.)
所在地:中央区 東日本橋3-6
階数 :3
建設年:1927〜28(昭和2〜3)
解体年:2012〜13(平成24〜25)
Photo 2005.3.27

 手もとの『はいまっぷ住宅地図』(セイコー社、1997)や『ゼンリン住宅地図』(ゼンリン、2000)では、二興商会、帝莫(株)と記されている建物。下記「ぼくの近代建築コレクション」の写真を見ると、以前は右側に「帝莫株式会社」の袖看板が付いていたようだが、2005年に訪れた時には帝莫の文字はなく、二興商会の袖看板のみになっていた。

 2階から3階にかけてつながるアーチ型の窓枠には細かな装飾が付けられている。2階の上げ下げ窓は古いまま。3階の窓はアーチ部分は古いままにして、その下は少し小さめな窓に換えている。柱頭はギリシャ由来のデザインではないが、ちょっとだけ装飾的。

 『日本近代建築総覧』では3階建てと記されているが、軒庇の上の屋上?腰壁の部分にガラス窓が嵌っているのがちょっと不思議。屋根裏部屋とかがあったか、4階を増築していたのだろうか。そのあたりは今となっては分からない。

 この建物は2012〜13年に写真手前の建物と共に解体され、跡地にはグランスイート東日本橋スクウェアという高層マンションが2015年3月に竣工している。

ナグスビル、二興商会/東日本橋1、3丁目 - ぼくの近代建築コレクション

Tokyo Lost Architecture  
#失われた建物 中央区  #商業系  #オフィス 
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杉野ビル

2021-09-12 | 中央区  
杉野ビル
所在地:中央区 日本橋本町2-5
構造・階数:RC・4
建設年:昭和初期
解体年:2010(平成22)
Photo 2005.3.27

 昭和通りに面して建っていた雑居ビル。昭和通りの上空には首都高速1号上野線が通っているため、ビルの全景が道路の反対側から見えず、建物前の歩道上からしか撮影できなかった。このため建物の全体像やファサードの様子はよく見ることができなかった。

 この時点で少なくとも1階と2階の一部は飲食店やタバコ店などの店舗となっていた。下記のリンク先、「ぼくの近代建築コレクション」を見ると、後の年代には1、2階だけでなく、3階の一部も飲食店になっているように見える。

 もともとは2〜4階は事務所などだったのではないかと思う。場所柄、住宅ではなかったのではないだろうか。窓の様子を見ても、オフィスの可能性の方がある気がする(ビルオーナーの住居の可能性はあるが)。

 壁面はスクラッチタイル張り。中央部には幾何学模様の部分(たぶんテラコッタ)がある。
 上階へは中央の入口から入って階段を上る。4階建てなのでエレベーターはなかった模様。

 建物は2010年8月から解体され、同建物の敷地は、現在はアステラス製薬本社ビル(2013年竣工)の一部となっている。

杉野ビル/日本橋本町2丁目 - ぼくの近代建築コレクション

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中栄 K.K. 東京支店?

2021-09-09 | 中央区  
中栄 K.K. 東京支店?
所在地:中央区 日本橋掘留町 2-1-7
構造・階数:木・2(3?)
建設年:?
解体年:2011〜13(平成23〜25)
Photo 2011.1.26

 『日本近代建築総覧』では、所在地が日本橋堀留町2-2と記されているが、『はいまっぷ住宅地図』(セイコー社、1997年)では、同所に中栄東京支店はなく、隣の街区の日本橋掘留町2-1-7に同社が記されている。

 撮影時、木造2階(または屋根裏3階?)の建物は崩れかけていた。倒壊のおそれがあるので近づかないようにという貼り紙があり、中央区役所が管理しているようだったが、どのような経緯でそうなったのかは分からない。またこの時点で既に中栄東京支店はここにはなくなっており、この建物が中栄 K.K. 東京支店だったのかも実は不明。

 この後、1、2年のうちに建物は解体され、現在同所はマンションになっている。

 囲いがされていて1Fは見えないが、2Fには4連のアーチ型窓が設けられていて、洋風のビルに見せていたことが分かる。壁が剥落して壁裏が見えており、木造モルタル塗りだったことが逆によく分かる。もう少し早く訪れていれば、こうなる前の姿を見ることができたのだがと思うのだった。

Tokyo Lost Architecture  
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フレンド商会

2021-09-06 | 中央区  
フレンド商会
所在地:中央区 日本橋堀留町1-3-11
構造・階数:木・2
建設年:?
解体年:2002〜03(平成14〜15)
Photo 1996.10.6

 撮影時、既に店舗や事務所としては使われていなかったらしく、屋号を示す看板等はなかった。フレンド商会が何を扱っていたのかも知らず。

 洋風の建物だが、2階建てなので恐らく木造モルタルの看板建築だろう。角地にあって2面とも洋風で窓が多い造りだったので、さほど大きくはないが存在感画のある姿だった。

 右手の「小柳」は飲食店。左隣の看板建築は1997年の「はいまっぷ」住宅地図では「森山軌條」と記されているもの。

フレンド商会、東武ビル/堀留町1丁目 - ぼくの近代建築コレクション

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中村眼鏡店/トムソン人形町店

2021-09-03 | 中央区  
中村眼鏡店/世界のCD専門ショップ トムソン人形町店
所在地:中央区 日本橋人形町1-19-3
構造・階数:木・3
建設年:1924(大正13)頃
解体年:2002〜03(平成14〜15)
Photo 1996.10.6

 大正時代の竣工で、木造3階の上に塔屋が載る建物。以前は眼鏡店だったそうだが、撮影時には既に業態が替わっていてCDショップになっていた。

 1990年代後半に訪れた時には、ビニールの幕看板が外側を囲んでいてその外観はほとんど見えなくなっていた。かろうじて塔屋の上部だけが道の反対側から見えていて、タイル張りの壁面が後方に少しだけ見えている状態。店舗としては目立っていたが、建築としての魅力がほとんど無くなってしまっていたのは残念。
 看板で囲まれていない昔の姿は、下記、ぼくの近代建築コレクションに1983〜88年の様子が掲載されており、2、3階の壁面の様子も見ることができる。

 西側の小路を入った場所にも看板建築が並んでおり、下記サイトによれば、80年代は左側が鮮魚店、右が金網店だったようだ。私が撮影した96年時点では、鮮魚店の建物は飲食店かなにかに既に替わっている。

中村眼鏡店/人形町1丁目 - ぼくの近代建築コレクション

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