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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

ハリルを支持する

2016年11月15日 | スポーツ

 今夜はサウジ戦、ワールドカップ出場を掛けた予選の山場だ。

 本田が起用されるかどうかで騒がしい。選手とファンはスポーツ紙の未熟情報に惑わされず、ハリルの指示に従い全力を尽くし実力を発揮すればいい。スポーツ紙のサッカー記者はプロ野球に比べて層が薄く歴史も浅いので、選手の扱いのバランスを欠くし、戦術理解も不十分だ。

  長ければ良いというわけでは無いが、私は六十年以上サッカーを見、二十年プレーしてきた。黒蜘蛛ヤシン、国立でのペレ、オイセビオのゴールも見ている。何よりも日本サッカーの父クラマーさん直々に指導を受けたことがある。

 サッカーは流れのあるティームゲームで、特に日本はティームプレイで力を出す。そのことを肝に銘じて戦うことだ。私はハリルを10点満点の7点とかなり高く評価している。徐々に日本人ティームを把握してきている。グランドでの監督の指示は絶対だ。心配しているのは本田の中田化だ。本田が不協和音になるとティームが崩れてしまう。裏を返せば宮本と長谷部の力量ということにもなる。

 セルジオ越後はハリルをぼろくそに言う(ハリルに限らず、日本サッカー協会にも手厳しい、更に日本という国にも手厳しい)が、私はセルジオ越後を評価しない、良いことも言っているが、荒唐無稽な論評が殆どだ。ハリルは歯牙にも掛けていないと思うが、それでいい。

 キーパーは西川で良い。攻撃の第一の起点になれるしバランスが取れている。身長と指示力がやや足りないが、キーパーは決して即席では生まれない。

 私はサッカーダイジェスト白鳥和洋氏の下記の布陣に賛成だ。冒険は必要、どこかで斎藤を使う手があると言っておきたい。

 

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山崎八段ふんどしを締め直せ

2016年11月14日 | 町医者診言

    

 十一月も半ば、今朝はさほど寒くないが空は冬空だった。地鳩?が電線に止まって朝の町を眺めていた。

 録画で将棋NHK杯を見た。山崎八段に勝ちがあったと解説の羽生三冠も指摘されていたが、あと一歩のところで、腰が伸び天彦名人に逆転されてしまった。山崎八段はこれが私の限界のようなことを口走っていたが、勝負師がそんな情けないことを言ってはいかん。私は素人ながら天彦名人の一1香成りが勝因と思う。相手が一歩緩めば勝てるように迫っておく、これは勝負の極意だろう。案の定、山崎八段は秒を読まれて詰めろを逃してしまった。

 ネットニュースの官製春闘という見出しが目に付いた。官製春闘などと言う概念が成り立つのだろうか?。字義矛盾しているように思う。格差が拡大したのに、労組が弱体化し対立が消滅し掛かっている。どういうことなのか、専門家でない私にはよく分からないが、労働者にも経営者にも中流被害者感覚が蔓延し、収入に開きがあっても、対立する闘争心が湧かなくなっているのかもしれない。収入や仕事に恵まれない人達に何とかして欲しいという気持ちがあるはずだが、まとまった動きにはならないようだ。社会の中の歪みがヘイトスピーチのような弱者が弱者をいたぶるような発散で紛れてしまうのは良いこととは思われない。

 たった一人の力なぞあってないようなものだが、自分には何も出来ないとは思いたくない。

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何だか変だよ、政治外交評論家

2016年11月13日 | 町医者診言

    

 毎週末小旅行で、ひと味違う週末を楽しんでいるが、今回は少々草臥れた。

 驚きのトランプ大統領誕生に対し、以外にすり寄るような論評が多いのに少し驚いている。実際に大統領になれば、暴言を反故にして現実路線?を取るだろうといった希望的観測?を述べられても、それじゃあ選挙中に主張していたことはどうなるのかと聞きたくなる。選挙中は嘘を言ってもいいと言うことでしょうか、無知から来る暴言は許してよいということでしょうか?。いやあれは比喩だったんだ、比喩にまともに反論したヒラリー陣営が間違っていたという、穿ち過ぎのコメントも読みました。

 公約と思える主張を反故にしたら、トランプに投票した人は約束が違うと怒ると思います。ラストベルトと呼ばれる地域でトランプを支持した人達が黙っているとは思えません。

 ヒラリー陣営は選挙直前のFBIのメイル再調査の発表が足を引っ張ったと主張しています。これだけの僅差ですと、それは本当のことだと思われます。FBI長官は矩を越えており、問題になると思います。

 最後のところで踏ん張れるアメリカの健全さが失われた。トランプが出てきたら、何だか成る程とトランプを援護する外交政治評論家はトランプと似ているんでしょう。

 半年は上手くいっても一年後には躓き、責任を転嫁して自己弁護していると思います。トランプにはアメリカの復元力の鍵であるフェアプレーの精神が欠けていると思うからです。

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人事に現れる疲弊

2016年11月12日 | 政治経済

        

 ハリルジャパンがオマーンに快勝した。サウジに勝つ戦略が見えてきただろうか。戦いながら世代交代を図るのは難しいと思うが、長丁場なのでやらねばならない。守備が少し安定してきたことは大きい。なんとしてもサウジに勝ってほしい。

 山本農水大臣と鶴保沖縄北方担当大臣がなぜ辞任させられないのかよくわからない。二人とも大臣に相応しい人物ではないのは明らかだ。身内だから守るという、道理を引っ込ませる無理屈なのだろうか。探せばもっとまともで適切な議員が居るはずだ。任命責任はあるが鬼の首を取ったというほどの間違いではなく、不適当な人物を居座り続けさせる方の責任が大きいと思う。

 野党も不適格な大臣だから駄目な法案や対応だなどという攻め方は、自分の力不足を露呈するだけで、法案や対応そのものに対峙しなければ、言いがかり政党なのを告白していることになる。

 山本大臣は力不足なのに力に奢り、鶴保大臣は屁理屈は得意だが倫理に欠けている。他にも首をかしげる不適当な大臣が居る。安倍首相は優れた役者で権力の使い方を身に付けていることで、長期政権を維持してきたが、こうした人事を見ているとさすがに疲労し綻びが出てきている。代わりが居ないからという後ろ向きの理由で居座ると倒産しかねない。

 カナダに移住するという手もあるが、社員としては色々考えるところが出てきた。

 

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言葉に吊られて、踊らされる

2016年11月11日 | 身辺記

           

 冷たい雨の中を出てきた。幸い小振りで濡れることはなかった。今年の十一月は雨が多い気がする。

 生まれついての早やとちりというかうっかり者なので失敗は数え切れない。三年ほど前ネスカフェドルチェとネスプレッソを同じ製品と勘違いして失敗をしたのに、又コーヒーでやらかした。前回はカプセル式のコーヒーメーカーで名前と形が似ているので間違えたのだが、今回は全自動の名前に飛びついて失敗した。

 何処までコーヒーの味が分かるかと言われると、さほど自信はないが、豆を挽いて入れた方が香りが高いのは間違いない。香りはコーヒーの重要な味覚の一つなので、豆を挽いて入れていた時期もあった。しかし、僅かな手間ではあるが忙しい朝には面倒で、手軽なので十年近く前からインスタントにしていた。

 土曜日に時々昼飯を食べる店にコーヒーの雑誌が置いてあり、それに豆から挽いて自働でコーヒーが作れる全自動の優れものが廉価で買えるという記事があった。早速ネットで調べ四つ星の製品を買ったのだが、失敗した。コーヒーはそこそこ美味しく入るのだが、一回入れるたびに分解して洗浄しなければならない。一体何処が全自動なのかねと言いたくなる。買って二週間まだ四回しか使っていない。ものぐさなので全自動を買ったのに、これでは半自動だ、否ペイパードリップの方が未だ簡単、半自動以下だ。

 言葉のマジックに騙されるといっては人聞きが悪いが、勘違いしやすい表現があり、勘違いを狙った節もある。言葉に踊らされてしまう。同じ阿保でもこうした場合は踊っては損。

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