駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

人事に現れる疲弊

2016年11月12日 | 政治経済

        

 ハリルジャパンがオマーンに快勝した。サウジに勝つ戦略が見えてきただろうか。戦いながら世代交代を図るのは難しいと思うが、長丁場なのでやらねばならない。守備が少し安定してきたことは大きい。なんとしてもサウジに勝ってほしい。

 山本農水大臣と鶴保沖縄北方担当大臣がなぜ辞任させられないのかよくわからない。二人とも大臣に相応しい人物ではないのは明らかだ。身内だから守るという、道理を引っ込ませる無理屈なのだろうか。探せばもっとまともで適切な議員が居るはずだ。任命責任はあるが鬼の首を取ったというほどの間違いではなく、不適当な人物を居座り続けさせる方の責任が大きいと思う。

 野党も不適格な大臣だから駄目な法案や対応だなどという攻め方は、自分の力不足を露呈するだけで、法案や対応そのものに対峙しなければ、言いがかり政党なのを告白していることになる。

 山本大臣は力不足なのに力に奢り、鶴保大臣は屁理屈は得意だが倫理に欠けている。他にも首をかしげる不適当な大臣が居る。安倍首相は優れた役者で権力の使い方を身に付けていることで、長期政権を維持してきたが、こうした人事を見ているとさすがに疲労し綻びが出てきている。代わりが居ないからという後ろ向きの理由で居座ると倒産しかねない。

 カナダに移住するという手もあるが、社員としては色々考えるところが出てきた。

 

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