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どこの局か覚えていないがレポーター(女性が多い)が見知らぬ外国を旅する番組がある。そこに登場するのが現地在住の日本人だ(これもほとんどが女性)。ええこんな所にもはちょっと失礼な感想だが、世界のあらゆる所に日本人が生きて住んでいる。
なんだか何でも日本が一番的な人にはえっなんでという感じがするかもしれない。縁あって異国で生きる、それに様々な感想はあると思うが、良いの悪いのというのは行き過ぎで、そう言う資格のある人は居ないと思う。
昔、違いがわかるというコマーシャルがあった。こっちの方が旨いぞと訳の分かっていそうな人?を起用していたような記憶があるが、自力で違いが分かる人は違いを受け入れる度量もお持ちだろうと推測する。
どの国が住みやすいどの町が住みやすいは一興だが、そこには様々な要素があり、単純には足せない点数を総合点で表しているので絶対のものではない。大体どこに生まれるなんて選べないのだ。
旅行でわかることは限られていても、行ったことがないのに比べれば雲泥の差で、外国旅行はしてみるものだし、縁あれば可能であれば住んでみれば見分視野が広がる気がする。海外青年協力隊の経験は日本列島に染み渡っているだろうか。半藤一利さんが心配しておられる政府のやり方を見ていると日本は平和ぼけで、人生(人間)至る所に青山あり(私はこれを文字通りに受け取っている)という心が失われてきている気がする。