駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

これでいいのか

2017年02月19日 | 小考

      

 バカボンのパパなら「それでいいのだ」と言ってくれるだろうが、週末の病気は困るのだ。ヘルパーさんが付いており、孫は市内にいるのだけれども95才の一人暮らしのおばあさんが土曜日の午後に熱を出すと困る。もう十年見ているから、救急車を呼べとは言えず駆けつけ警護で診に行って来た。

 今朝から元気がなく、ヘルパーさんが来たときには38.5Cでぐったりしていたとのこと、意識はしっかりし血圧も普段と変わりはないが、食欲がなく少し咳が出る。インフルエンザの検査は陰性だった。上気道感染でよさそうだが、果たして投薬だけで十分だろうか、救急車を呼ぶことも考えたが、大歓迎ではない面々の顔が浮かぶし、婆さんも「大丈夫」(全く当てにならない)と言うので処方箋を渡して、ヘルパーに日曜日に調子が悪ければば救急車を呼ぶように伝えて、逃げるように帰ってきた。

 土曜日の夜はトランブ(万年初心者のコントラクトブリッジ)の例会に出たのだが、調子が悪くM氏に色々ご注意を受けた。今日はホテルで昼食の予定で、何も気がつかない家内から服装の注意など・・を受けているのだが、どうも妙に気がかりで落ち着かない。昼頃ならヘルパーが居合わせるかもしれない、電話を入れてみるか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする