少年の無免許運転が取り返しのつかない犯罪を引き起こしている。厳罰でも償いようもないが、教育刑の効果など高が知れているかもしれないが、厳罰と生まれ変わらせるくらいの濃密な教育刑を与えたい。
人間は数多い失敗失策を重ねて大人になる、十五歳まで生きれば当然そうした失敗失策があるはずで、そこで学ぶことができなかった成長過程を社会は検証して対策を立てねばなるまい。
尤も、大人も大したことはないと反論されそうだ。敦賀原発の地盤調査が不十分だったようだ。形を整えることに主眼を置いた安全基準設定を命じた人達は責任を取らない。事故が起きてもまさかと思った分からなかったと逃げを打つだろう。
果たしてバカボンのパパの鼻歌のようにこれでいいのだーろうか。拓郎が歌うようにこれからもこうして生きていくだろうか。診察室の椅子でフリーズしている私です。
Photo.R.Ogawa