ネットニュースから拝借
アウンサンスーチーさんが生きて解放され議席を得ることが出来たことを心から祝したい。二十年余に渡る軟禁がいかに辛いものであったかは想像を絶するが、彼女が挫けず頑張り、今ここに新しい時代の幕開けを告げる事が出来たのはミャンマーは勿論、人類の光明のような気がする。
彼女がなぜどのようにしてこうした苦難を乗り越えることが出来たか、それは勿論、彼女の持って生まれそして学び得た能力によるものであろうけれども、粘り強いひたむきな民衆の支持無くしては、物理的に絶たれた家族との間の揺るぎない心の絆無くしては不可能であったのではないかと思う。
二十年余に及ぶ幽閉という肉体的精神的な拷問に等しい苦痛に変節することなく持ち続けることができる民主化という思想はいかなるものなのだろう。僥倖の民主的社会?を享受しているように見えて、内実は目先の損得に一喜一憂して付和雷同する極楽とんぼには、到底理解できないものに思われる。