玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*東シナ海を漂流

2018年04月16日 | 台湾のこと

 朝鮮半島の非核化と和平が実現して欲しいと切に願う。米韓に続き中国も北朝鮮との対話に乗り出した。中でも韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に期待し、その行動を注視してゆくつもりだ。関係各国が対話を生かし合うことを願う。(ニリンソウ、シャガ、イチリンソウ)

 つぎのような興味深い新聞報道があった。台湾東部の宜蘭県の海岸で、海岸清掃中の地元の小学生が3月27日に貝や藻に覆われた防水ケースを拾った。中にはデジタルカメラがあり、バッテリーも生きていた。持ち帰って調べると石垣島の商店街の風景や、日本人らしい若者がダイビングを楽しむ様子が記録されていた。

 学校は中国語と日本語のメッセージと共に保存写真をフェイスブックに掲載。28日には東京の上智大生3年、椿原世梨奈さんからの連絡で持ち主と確認。石垣島と台湾の間では海流が南から北へ流れる。直線距離は東から西へ約200㌔だが実際の漂流ルートは分からない。

 宜蘭の小学校の教諭は「写真が残っていたのにも驚いたが、ネットを通じて日本の持ち主がすぐに見つかったのもすごい」と話している。椿原さんは朝日新聞の取材に「カメラを受け取りに行き、児童にお礼を伝えたい」と話した。宜蘭と言えば明治の頃、奄美生まれの西郷菊次郎が宜蘭長官を務めている。その後、菊次郎は京都市長も務めた。

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