オスプレイとは、飛行機の翼の両端にヘリコプターのようなローターを備えている垂直離着陸輸送機だ。いいとこどりで、浮力を失う瞬間があり、素人が考えてもいかにも無理があるといえる代物だ。開発当時は4回の重大事を起こし「未亡人製造器」と呼ばれていたほどだったという。
2016年12月13日午後9時半ごろオスプレイが名護沖に不時着し大破した事故があった。空中給油の訓練中で、給油ホースをオスプレイのプロペラが切断し損傷したことによるものだった。2012年の普天間飛行場への配備以来初めての事故だった。
オスプレイは2018年には首都東京の米軍横田基地にも配備され、この年に陸上自衛隊は17機を購入した。ゆくゆくは佐賀空港へ配備する予定という。操縦訓練などすべての費用を含めた購入時の価格は1機あたり約200億円といわれている。
この8月19日に「米空軍がオスプレイの飛行を当面停止し、地上で待機を指示」との新聞報道があった。他の新聞のことは調べてないが朝日新聞は目立たない7面に、小さく紙面を割いただけである。本当にオスプレイの機体は十分な安全性を確保しているといえるのだろうか。