日本の2倍イャ4倍(ひょっとしたらそれ以上)は在るかと思われるカートの運転は容易ではない。車幅感覚が求められ、車輪にゴミ詰まりでもあったら切り替えしが必要だ。それでも広~い店舗内。混雑してないのは助かるし、車への搬入までは欠かせない。
1ガロン(3,76L)入りの牛乳や2L入りジュースや清涼飲料水数本を入れるとそれだけで嵩張る。パック外の野菜や果物は大きな袋に入れる。ジャガイモにしても一個が大きく一袋は日本の米10キロサイズ以上。シリアルは4倍サイズだろうか。全て大きなパックで、私感覚の小という商品や袋はナイ。マーケットも家の食品庫もそんな商品と空袋で一杯なのだ。レジ台はベルト式になっていて、カウントされた商品はその先の円卓にセットされた袋に振り分け、カード決済でテキパキと処理が済む。効率の好さは目からウロコ状態だ。コレ程迄はなくていい。困難な問題は百も承知だが、せめて相応のシステムが空港にも導入されたらと私は涎を垂す。
こちらで感心するのは子供の躾だ。聞き分けの効かない年端の子供でも、おとなしくカートの中に納まっている。大人、子供のケジメを体に覚えさせているのだろう。娘宅でもよく閉じ込められて押し置きをうけては泣きじゃくっている。彼女らも当初はおとなしくしていたが、娘と相談しながらアッチコッチとしている内に飽いて騒ぎ出した。メモを見ながら手早く済ませねば。マーケットでのべビーシット役は家での比ではない。開放された婿殿が"行ってらしゃ~い"と笑顔でバイバイをした筈だ。