ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

新車

2018年12月09日 | ノンジャンル
断酒して5年ほど経った頃に新車を購入した。
当時の車は13年近くになろうとしていたし、
いろいろと補助金なども出ることで乗り換えた。

その新車も、もう今年で8年になる。
来年の車検を前に、また新しい車を買おうと
計画していたので、車種を選ぶワクワク感で
いっぱいだった。

去年の車検の時の代車に驚いた。
ここのところ車の進化は目覚ましい。
仕事柄、技術的なことは知っていても、
実際にそれを体感するのは感動的でさえある。

だが、同時にあまりにも自動化された機能に
戸惑いも感じた。
個人的には、ミッション車に乗りたいくらいなので、
運転は車との対話という古い頭を持っている。

それは、今のAIとの対話とは対極をなす。

実際に、新車を購入する時期が近づいてきて、
ワクワク感も高まっていたのだが、もうしばらく
今の車に乗り続けることにした。

前の車は、13年乗った。今の車は8年。
なんだか急に、手放すのが可哀そうになった
というか、惜しくなった。

13年乗った前の車を手放すときの淋しさと、感謝を
思い出したのである。

今の車にも随分世話になったが、まだまだ
くたびれてはいない。

バッテリーとタイヤを交換して、乗れるだけ
乗ろうと決めた。

新しいバッテリーとタイヤで、新車かと思うほどの
乗り心地である。

今は、新車を購入したような、嬉しい気分が
している。また何年か、この車の世話になる。