ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

紅白歌合戦

2017年01月11日 | ノンジャンル
毎年、年末には圧倒的な視聴率を誇る紅白歌合戦。
その歴史もさることながら、これを見ないと
その年を終えられないという人も多いだろう。

昨年末には、かなり思い切った選出と演出で、
いろいろと物議を醸したが、いわゆる視聴者の側に
立ったものであったなら、それほど喧しい事には
ならなかったと思われる。

年明けの準備をギリギリまでかかって済ませ、
いよいよ皆で新年を迎えようとする大晦日の
夜である。

自宅で、あるいは故郷で、老若男女がテレビの前で
集うことを思えば、その構成や演出もそれに即した
ものであるべきだ。

仮に毎年変わらぬ構成であったとしても、変わらぬ年
というのはありえないので、自然に斬新なものとなる。

その年にヒットした歌を中心とするのは、
レコード大賞で、今ではそうでもないだろうが、
昔はレコード大賞と紅白はワンセットで観るもの
であった。

老若男女、それぞれが知っている曲、知らない曲が
歌われ、そのたびに、視聴者側では世代を超えた
会話が交わされるのである。

「この曲知ってるわ。」
「なんで知ってるねん、お前生まれてへんし。」
「聴いたことある。」

「懐かしい曲やなあ。」
「知らんわー」
「お前らぐらいの年の頃の曲やからなあ。」
「若いときもあったんや。」
「初めから年取ってたらおかしいやろ。」

そんな他愛もないやり取りの中で年は暮れていく。

なにも紅白という番組自体の中だけで盛り上がる
必要はないのである。

その意味では、昨年の紅白は「外した」感が強い。

一方、新年会では、採点カラオケ大会で優勝。
飲み屋代を全部賄える賞金獲得で、幸先良い
スタートとなった。