ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

10年

2015年06月01日 | ノンジャンル
昨日で、断酒満10年となった。

今日、6月1日は、私自身の再生の節目となる日である。
あの日も暑かったが、まざまざとその記憶を蘇らせる
ような暑い日となった。

その原点の確認は、この10年間一度も欠かさずに
行ってきた。

今日もクリニックへ行って、改めて確認をするとともに、
亡き院長先生に報告をしてくるつもりである。

後悔も多い10年だったが、かろうじて反省と感謝が
それを上回った10年であったかとも思う。

それにも増して、何事も自らの行動に移していくという
点で、苦しみながらも前へ進んだ歳月であったかと思う。

これからもまた、常に一日断酒の日々を重ねていく。
それは、今日から、此処から、私からという
変わらぬ生き方なのである。

とはいうものの、迎えたこの日に院長先生の笑顔が
見たかったと思えば、思わず目頭が熱くなる。

しかしながら、先生の死が、ことお酒については
一切の妥協を許さない私の覚悟の支えとなったのも
事実である。

であるなら、やはりこの10年は感謝の歳月として
心に刻んでおこうと思うのである。