ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

目ちから

2007年03月29日 | ノンジャンル
目は口ほどにものを言うという言葉があるが、心身の健康状態も
顔に表れ、中でも特に目に集約して表れるという。

身体は元気でも、心が病んでいる場合は、目に光が無い。
身体の疲れや、健康状態は、ハッキリと目に表れる。

瞳が澄んで、光と力のある目は、見ていて、涼やかな気分に
させられる。

反対に光の無い、陰を落とした目というのは、それが魅力と
いう人もいるのだろうが、何となく沈んだ気分になる。

こちらへまっすぐに向けてくる子供たちの視線の元には、
曇りの無い水晶のような輝く瞳がある。
自分も、昔はこんな目をしていたのだろうか?

もともと、つぶらな瞳をしている方ではなく、どちらかと
いうと三白眼に近い自分の目だが、目ちからともいうべき
ものはあったように思える。
飲んだくれるようになってからは、どんよりと澱んだ
酔眼となり、二日酔いで迎えた朝などは、濁り切った
目をしていた。

お酒を断ってからというもの、本当に徐々にではあるが、
濁りが薄れ、再び、光と力が戻って来たようにも思えるが、
まだまだ、クリアで涼やかな目には程遠い。
健康面はともかく、精神面では、様々な葛藤を繰り返して
いる中、その状態が、如実に表れていると見ている。

鏡に向かって、普段意識する事のない自分の目をじっくりと
見ると、自分の状態というものが自ずと見えてくるのである。