Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

狭くなった世界の中で

2014年07月19日 | 友人・知人

先日ドイツ旅行から帰国した友人が、乗り換えのヘルシンキの空港でフィンランドのロックミュージシャンと出会ったそうです。

以下、彼女のブログ:

Think every day
ミュンヘンから帰国
http://flute925.exblog.jp/22211283/

抜粋:

ヘルシンキ空港で3時間待ちだったので、カフェでコーヒーを飲んでいたら、一人の男性が相席いいですかと聞いてきたので、どうぞ、と言ったら、その人が暇だったのか話しかけてきました。

私も暇だったので、よくある会話が始まり、どこの人?とか何しにここに来ているの?とかいう会話をしていたら、その人がフィンランド出身のミュージシャンということがわかり、ネットで見れますか?と聞いたら、本当に見れました。

Timo Kaltio さんというロックミュージシャンでした。1時間くらい話してましたが、なかなか面白い時間でした。一人旅だとこういうこともありますね。

海外旅行一人旅、もしくは一人でいるときに、思わぬ出会いがあるというのは、私も同感です。

ミュージシャンでいえば、私も旅行中に、アイルランドのミュージシャンと会ったことがあります。
(スペインとアイルランドのパイプ奏者達-Carlos NunezRyan Murphy
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20140125 →
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ff8e8290a5d4ee84aedfe9045fd5f5b8 )

彼らのことは英語で情報が得られましたが、今回友人が会ったミューシャンTimo Kaltio さんのことはフィンランド語の情報しかなかったので、興味本位でフィンランドの友人J(官僚ですが、趣味でロックバンドのドラマーをしている)に「Timo Kaltioさんって、フィンランドでよく知られている?」と質問。

この質問メールにJはすぐ返事をくれて、

Timo Kaltio(ティモ・カルティオ)はそんなに有名ってわけでもないけど、彼はフィンランドの有名ロックバンド、ハノイロックスのメンバーだったよ。
(ウィキペディア ハノイロックス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 

本当に短い間だったけど。
 

ま、彼はむしろギター奏者、サウンドテクニシャンとしての知名度の方が高いかもしれない。ウィキペディアによると、今はロンドンに住んでいるみたいだね。」

 

と教えてくれました。

ところで、この回答の前に、Jはウクライナ東部で墜落したマレーシア航空機の話を書いてきてました。

 

「世界を震撼させたニュースだね。僕は昨日アムステルダムのスキポールに降り立ったとたん、このマレーシア航空17便がウクライナで撃墜された話を聞いた。 

僕は今短い休暇を過ごすためにオランダにきているんだけど、今日、オランダ国民は喪に服している。」

と。

 

このマレーシア航空の話ですが、実は4月から3か月、欧州とオセアニアを行き来きしていたサチエさんがこんなことを書いてきていました(一部編集)。

 

「さて、今日、ニュースで大々的に放送された事件ですが、アムステルダムからマレーシアへ行く途中のウクライナ上空でしたね。私はこのニュースを聞いた時背筋が凍る思いがしました。と言うのも5月にマレーシアからアムステルダムへこのマレーシア航空で飛びました。

 

私は機内で映画を見たくない時や、見るのに疲れた時は自分のフライトがどこをとんでいるのか、又あと何時間フライト時間が残っているのかを見るのが好きでナビの画面を出してみるのですが、私の乗ったそのフライトではそれが壊れていて全く自分たちがどこを飛んでいるのかわかりませんでした。

 

おそらく私たちのフライトもウクライナ上空を飛んだのだと思いますが、このナビが見れなければ、もしハイジャックでもされて違うルートを飛んでいたりしても全くわかりませんよね。こんな不備は絶対にあってはいけないと思います。

 

私たちはオークランドからマレーシア、そしてアムステルダムへと飛びました。 

オセアニアからヨーロッパへ行くにはこのルートが便利なのだと思います。 

多くのオランダ人、マレーシア人 それにオーストラリア人が亡くなりましたね。
 

本当に恐ろしく腹立たしい事件です。  

1日も早く原因究明をしてほしいです。」

 

先に述べたような、「海外のミュージシャンと知り合えることができたり、遠く離れたところに住んでいる人と世界の事件について話ができるようになる」というようなことはグローバル化の恩恵ですが、その反面、グローバル化によって、「昔は遠くのことに思えた外国で起きた事故や事件、そして紛争も、今は自分や自分の家族、友人・知人に関わる可能性があるようになった」と改めて思います。 

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