報酬未払いでロシア兵100人がストライキ…ウクライナでの戦闘を拒否(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース
ロシアは動員された兵士への報酬の支払いに苦慮しており、抗議行動につながっている。 ロシアの独立系ニュースサイト「ザ・インサイダー」が報じたところによると、100人以上がロシアのウリヤノフスク州の訓練センターでストライキを行ったという。 兵士たちは、約束された報酬が支払われるまで、前線に行くことを拒否しているという。 複数の報道によると、ロシアの訓練センターで、100人以上の兵士たちが約束の報酬が支払われていないことを理由にストライキに入ったという。
ロシアの独立系ニュースサイト「ザ・インサイダー(The Insider)」が2022年11月2日に報じたところによると、ロシア南部のウリヤノフスク州に駐留している招集兵たちは、約束の19万5000ルーブル(約46万5900円)を受け取るまでウクライナで戦うことを拒否しているという。 「我々は、ロシアの安全と平和な生活のために自らの命を危険にさらし、死んでいる!」と兵士たちが声明に書いているとザ・インサイダーは報じている。 彼らは「我々は特別軍事作戦への参加を拒否し、ロシアの大統領が率いる政府が約束した金が支払われるまで、正義を求め続ける!」と付け加えている。
※「ザ・インサイダー」はロシアの報道機関であり、Insiderとは関係はない。 また徴兵された人々の一部は訓練への参加を拒否し、訓練センターは武器庫を閉鎖したと「モスクワ・タイムズ(The Moscow Times)」と、ロシアの独立系ニュースメディア「ソタ(Sota)」は2022年11月2日に報じている。
(後略)
現在のロシアって、少なくとも西側がいうより民主的なんじゃないですか?
「リベラルなロシア人」を育てたのは「反面教師のソ連」であって、プーチンがそういう若者が育つことを反対したとは思えません。
メディアに翻弄される戦争と冷静なロシアの若者たち-3(1420から) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
メディアに翻弄される戦争と冷静なロシアの若者たち-5(デンマークのギュスターヴさんのロシア人への質問) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
そもそも、西側の仲間に入ろうとしたロシアをいつまでも仲間外れにしたのは誰か。
トランプとコーク兄弟とCATO Institute - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
こちらは2014年に書いた記事ですが、
ウクライナ情勢を収めるために - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
この中の
ロシアのNATO加盟を
―― 汎ヨーロッパ安全保障秩序の確立を
By チャールズ・クプチャン
を再びリンクからどうぞ。
ところで、
ウクライナの軍隊は、ストライキが起こせるのでしょうか。
2022年4月25日の記事:
「国家のため国民が戦う」が当たり前でなくなる日──ウクライナ侵攻の歴史的意味|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)
抜粋:
ロシアによる侵攻をきっかけにウクライナ政府は国民に抵抗を呼びかけ、これに呼応する動きもある。海外メディアには「レジスタンス」を賞賛する論調も珍しくない。
もちろん、祖国のための献身は尊いが、国民の多くが自発的に協力しているかは別問題だ。
ウクライナからはすでに300万人以上が難民として国外に逃れているが、そのほとんどは女性や子ども、高齢者で、成人男性はほとんどいない。ロシアの侵攻を受け、ウクライナ政府は18-60歳の男性が国外に出るのを禁じ、軍事作戦に協力することを命じているからだ。
つまり、成人男性は望むと望まざるとにかかわらず、ロシア軍に立ち向かわざるを得ないのだ。そのため、国境まで逃れながら国外に脱出できなかったウクライナ人男性の嘆きはSNSに溢れている。
裏を返せば、成人男性が無理にでも止められなければ、難民はもっと多かったことになる(戦時下とはいえ強制的に軍務につかせることは国際法違反である可能性もある)。