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海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

SDGsピコ太郎動画や‟クールジャパン”-世界連邦運動とも無縁ではない‟ワールドメイト”という新興宗教団体

2019年06月12日 | 国際・政治

2017年8月に書いた記事- 

海外で恥をさらした日本の外務省-SDGsに対する関心喚起に“ピコ太郎動画”!https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/992158b2c2de06cea28536c4728d8f6d

 外務省がなぜ唐突にピコ太郎の動画を国連で披露したのか不思議に思っていましたが、その理由がおぼろげながらわかりました。 

外務省や政治家に新興宗教ワールドメイトの影響をもろに受けている人がいるということですかね。 

経済産業省が始めた「クールジャパン」なども、影響を受けていますか・・・。

 「クールジャパン」はトニー・ブレアが考え出した「クール・ブリタニア」のマネ。

ウィキペディア
クールブリタニア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%A2

 トニー・ブレアとワールド・メイト教祖は親しそうです。 

 

ウィキぺディア
ワールドメイト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%88 

ワールドメイトは、深見東州が教祖をつとめる神道系の宗教団体である。1984年にコスモコアという名称で創設された後、コスモメイトパワフルコスモメイトを経て1994年ワールドメイトという名称になった。2012年に宗教法人として認証された。 

(中略) 

神道系の新宗教であり、若者をターゲットに、音楽や様々なエンターテイメント要素のある軽いノリと、神事での厳粛さの使い分け、教祖深見のエンターテイナーとしての魅力、1990年代の霊界ブームでの深見の著作の人気などで勢力を拡大した。 

(中略) 

ワールドメイトは世界救世教・大本・世界紅卍字会に由来しているとされる。島薗進によれば、大本、世界救世教、真光の系譜をひいており、新宗教のなかで「神道」ナショナリズムを代表する団体である。戦前の神道ナショナリズムのさまざまな要素が見て取れるが、戦後に発展した新宗教とは異なる要素が組み込まれ、新しい神道的ナショナリズムを形成しているとして2つの特徴をあげている。 

一つ目は、「日本精神の優秀性」や「その結果としての世界の融和統一」が見られるが、日本の経済的、政治、文化意識が見られる一方で、政治力の低さという弱さの自覚が見られるという点である。 

二つ目は、日本人の精神的支柱は神道であるとしているが、「偏狭な日本絶対主義を好まず、日本精神の優秀性を包容性という点に見いだすという点」を挙げている。国学や国家神道よりは大本の路線に違いが、先に述べた偏狭を好まず日本精神を包容性に見いだす等の側面や、密教的、神仏習合な側面がより顕著であると評している。 

また、島薗は、教祖の深見は英語が得意で、キリスト教や仏教、儒教や中国の禅語録にもよく通じており、新しい要素が見いだされるとしている。神社界や神道学会とも密な連携を持つ。 

(中略) 

若者など現代人にアピールするため、人種や民族・宗教の壁を超えるものとして、音楽芸術・福祉活動・スポーツを重視している。優れた音楽芸術は日本の神々を喜ばせるもので、新しい神の表現であり、真の神が降臨している証であり、また魂を磨く手段・理屈なく神を掌握する方法として重視している。 

音楽性の高さは、宗教活動が本物であると外国人や識者に良くアピールすると考えている]。世界的バレリーナのマイヤ・プリセツカヤと深見を含む会員が出演したバレエオペラや、深見のコンサートなど、様々なイベントが開催されている。深見が主宰する定例セミナーには吉本新喜劇を中心に芸能人・有名人が招かれることもあり、深見や直弟子の西谷泰人らが歌うこともある。スタッフや会員には音楽関係者が多い。 

ユーモア(ギャグ)

教祖の深見東州は、元来ユーモアやギャグにあふれた「ギャグ爆発の宗教家」であるとされ、本部や支部名にもギャグ混じりの名称を名付け、公式ウェブサイトや著書等でもギャグが連発されている。これらのユーモアが重視されているのは、「深見の圧倒的な学識と博覧強記な知識に裏付けられた深い思想や教えがあるためでもある」と、教団は述べている。 

(後略) 

 

ワールドメイトが作ったNPO。 

ウィキペディア
世界開発協力機構
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%96%8B%E7%99%BA%E5%8D%94%E5%8A%9B%E6%A9%9F%E6%A7%8B 

抜粋: 

2008年に、東京都より特定非営利活動法人(NPO法人)の認可を受けた。経済的・社会的困難にある人々の援助、福祉・学術・教育支援や国際交流支援、国際協力支援等を行うことを目的とする。 

2015年5月30日には、列国議会同盟(IPU)との共催で、東京ビッグサイト国際会議場において『グローバル・オピニオン・サミット』を入場料無料で開催した。これは「世界の若い議員と語り合う」を目的としたサミットで、司会兼モデレーターを総裁の半田晴久が務め、日本からは城内実・原口一博・平沢勝栄・松木謙公が参加し、副総裁の伊藤憲一がオブザーバーとなったものである。

このNPOが開催したサミット。 

世界オピニョンリーダーズサミット
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%AA%E3%83%94%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88 

その出席者は・・・

第一回サミット(2013年9月16日)出席者: 

スペシャルゲスト - トニー・ブレア

パネリスト - 高村正彦、伊藤憲一、平林博、ブレンダン・スキャネル(アイルランド共和国特命全権大使)、ヒシャム・バドル(エジプト・アラブ共和国外務次官 国際機関担当)、ラルフ・コッサ(パシフィックフォーラム CSIS理事長

モデレータ - 半田晴久

著名人 - ザ・グレート・サスケ 

第二回サミット(2013年11月16日)出席者:

 

トータルメインゲスト - ビル・クリントン

メインゲスト - コリン・パウエル

パネリスト - ジェイムズ・アンドリュー・ケリー、小池百合子、高村正彦、藤崎一郎、伊藤憲一、ラルフ・コッサ(パシフィックフォーラム CSIS理事長

モデレータ - 半田晴久

 

第三回サミット(2014年10月17日)出席者: 

ゲスト - トニー・ブレア、ジョン・ハワード、フィデル・ラモス、カート・キャンベル、高村正彦

モデレータ - 半田晴久

 

第4回サミット(2018年3月25日)出席者: 

ゲスト - バラク・オバマ

他 - ブレンダン・スキャネル、半田晴久 

サミットの開催間隔と出席者を見る限りでは、ワールドメイトの求心力は低下しているようにも思えますが、それでも日本のメディアや政治家、‟オピニョンリーダー”とと呼ばれている人達にワールドメイトが大きな影響を与えているように感じます。 


※次回に続く

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