脳卒中後遺症と回復-Be positive - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
の続きです。
脳出血後約2年半。私はやはり右手の回復のほうが早く、今現在、立ったままでの腕の可動域は縦に上げるのは9割くらい、真横にして腰から扇状に上げるのは8割くらいに戻っています。背中に腕を回すのも、ほとんど健常の左手と同じくらい。
手の方は、朝起きた時だと手のひらのグーチョキパーも抵抗がほとんどなくできます。布団の中で寝たまま腕を真上まで上げることも、腰に置いた腕をほぼ真上まで上げることもできるようになっています。
腕、手の可動域はその時の状態(緊張、温度等で左右)によるし、回復速度は毎日の積み重ねで、急激に変化しません。
特別に意識したり、他の人に言われない限り、良くなっている実感を感じることがなるので、しょっちゅう、自己で評価し、分析するようにしています。
足の方も、手より回復が遅いといっても、杖なし装具なし歩行もできるようになっているので、体幹の緊張やねじれが治って、腕を自然に振って歩けるようになれば、もっとスムーズに歩けるようになるだろう、と勝手に予測しています。
これも、毎日の変化を自己評価して、ほんの少しの変化であっても喜ぶこと-”ぐーたら”でもできる、「ポリアンナリハビリ」です。
この「ぐーたらリハビリ」を理解してくださっているOTのYさんは、1週間に一度来てくださいますが、私の「よかったこと報告」の喜んでくれ、時に私が気が付かなかった変化を教えてくれます。
昨日彼女は、私の麻痺側の手が温かくなっていることを教えてくれました。
麻痺手は脳出血でよく動かないときは、むくんでしまって熱くなる時もあったかと思いますが、手が多少動くようになってからは、むくむことは無くなったかわりに、血流が悪いので冷たくなっていました。
その手が温かくなっていたということは、新しい発見でした。
手の方はまだしも、足の方は一昨年、昨年と、10月くらいからしもやけに悩まされていたので、足も改めてチェックしました。
何と足も左右の温度が同じようになっていて、しもやけの兆候もありません。
良かったです。
(手と腕は、最初冷たい水がかかっても冷たさがわからなかったのですが、いつのころから手首から上で冷たさを感じるようになっていました。昨日意識して水を手にかけてみたところ、手と指の甲側で冷たさを感じるようになっているのを発見しました。水をかけ終わっても健常手と同じように、冷たさが持続しています。)
こちら、脳出血発症半年の記事です。