脳出血をおこしてから約半年。
一番最初に倒れた時は右半身を動かせない、言葉が言葉にならないでしたが、それが、
①救急病院で3週間弱。②リハビリ病院で3か月半弱。③訪問リハビリを受けるようになって2か月半弱。
どう変わっていったか。
①の救急病院退院時からリハビリ病院に移ってすぐは、
左手で飲食や簡単なことはできる。トイレは車椅子で近くまで連れて行ってもらえば自分一人でできる。お風呂は湯船に入るのに腰掛を使った。着替えは手伝ってもらう。
足ー少しだけ立てるが歩行はできず。車椅子も押してもらう。
手ー自分の意思で動かせるのは少し。車椅子に座って手を前で組めない。
言葉－話せるが、言語障害あり。話す内容が説明などになるときと、疲れているときはよりわかりづらくなる。救急病院の診断に「失語症」と書かれているが、実際はそれはない。（救急病院の検査に使ってた絵カードの絵が古臭すぎてわからないのが含まれていたせいだと思う。）
②のリハビリ病院退院間際は、
左手で飲食だけでなく、飲み物のストローを取って刺す、ヨーグルト等のパックの蓋を開ける、（両手で）薬やふりかけの封を切って飲んだり、かけたりできる。歯ブラシと歯磨きはすべて両手でできるが、歯磨きを付ける時は台に置く。トイレは自分で行ける。湯船は手摺を使って支えてもらってはいる。着替えはほぼ一人でできる。
足－補装具（ひざ下用と簡易用）と杖で歩行。歩行介助要。（退院してからは外だけ介助要）
手－右手親指、人差し指、辛うじてと中指が使える。手の平を裏返したりできるが、右手だけを支え無しに伸ばしたり上げたりするのが苦痛。リハビリの道具を指でつまんで出したりしまったり（実印くらいのものからマッチ棒サイズのもの。）お手玉、おはじき、ビーズをつまんで移動させたりできる。ほぼ左手だけ使っての食器洗い、洗濯バサミでほすこと、の手伝い。
言葉－左手で書く、左手でパソコンを早く打つができる。本の音読はできるが言いづらくてひっかかるところあり。話すのも同様。
③は現在ですが、
②からの変化でできるようになっていることは両手でできること。インスタントコーヒー等の蓋の開け閉め、両手を使った食器洗い、拭き掃除（レンジ台など）、洗濯ものたたみ、紐の付いたズボンの前紐のリボン結び、ジャケットのファスナーの開け閉め等。もちろん家で一人の時が多いので、両手を使う使わないに限らず、自分用食事の冷蔵庫から取りレンジを掛け、食卓に運ぶ等の動作。
足－家の中の移動は簡易型（オルトップ）と裸足半々で共に杖無し、補助なし。外の歩行も補助というより、見守り程度になりつつある。
手－手を使うとき肩が上るがため痛くてできないことが多かったが、できることは増えた。リハビリ病院で「難易度が高い」といわれていたことでできるようになっていることは多いが、指が5本すべてバラバラに動くようになっているからだと思う。
言葉－10月に退院してすぐ、ほとんど普通に話せるようになった。なぜか家族、友人、近所の人、昔からよく知っている人（ディーラー等）はそうだけど、リハビリ中はPTさんとOTさん時は時々しゃべり辛くなるのは緊張するからか。
こんな様子です。
改めて書きだしてみると、リハビリ病院退院後も、思ったより改善していましたね。
脳出血の後遺症は普通発病後3カ月、半年までが勝負といわれるようですが、私の場合言葉と手の変化が4カ月以降〜最近が大きく変化。
手についてはこれはOTさんも不思議がるのですが、「洗い物や手を洗うとき、水に手を濡らすときに右手が自然に伸びる」という現象が私にはあります。そういえばパソコンを置いてある机の前に立つときも右手の指が伸びるという現象も。
「Yukariさんは、「痛くなるかもしれない」と言う恐れが筋肉をこわばらせているかもしれない。水でものを洗っているときは手が反応できるのは「洗うには手を伸ばす」と脳が指令をだしている。でもそれで実際腕や肩が痛むことはないのだから。」
OTさんの分析はこうでした。
リハビリ病院では言語障害が残るといわれたけれど自然とそれが消え、便通でも奇跡がおこり
リハビリ病院と毎日の下剤 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)、
今度も奇跡がおこりますか。
