三日坊主日記

本を読んだり、映画を見たり、宗教を考えたり、死刑や厳罰化を危惧したり。

キネマ旬報ベストテン特集号

2006年02月09日 | 映画

おまちかねの「2005年度キネマ旬報ベストテン」を買う。
定価1600円だが、ほしいのはベストテンの採点表のみ。
しばし、うっとりと眺める。

で、気になったのが、ベストテンを選ぶ際、最近見た映画のほうが点数が高くなるのではないか、ということである。
私にしたって、1月に見た映画のことはよく覚えていない。
年末に封切られた作品が上位に選ばれやすいのではないだろうか。
そこで、調べてみました。

外国映画採点表には156本の作品名があげられている。
左から、月、上映本数、採点表に名前のある映画、ベストテンに選ばれた映画、11位から20位まで、21位から30位までの本数


1月  16本   8本  0本  0本  3本
2月  29本  13本  1本  0本  1本

3月     32本  11本  0本  3本  0本
4月  49本  21本  3本  0本  1本
5月  35本  14本  1本  0本  1本
6月  28本  11本  0本  1本  0本
7月  38本  13本  2本  2本  0本
8月  20本   6本  0本  0本  0本
9月  25本   9本  1本  1本  1本
10月 36本  22本  0本  2本  2本
11月 26本  13本  0本  1本  0本
12月 35本  18本  2本  0本  1本

計  369本 159本 10本 10本 10本

採点表には156本なのに、159本となっているのは、私のミスである。
どこで間違えたかはわからない。

年末封切りの映画が選ばれやすいということは言えると思う。
しかし、ベストテン、そして1位から30位までを見ると、各月から平均して選ばれている。
決して年末が有利ということはない。

バランスがとれているのではないだろうか。 ま、これも毎年調べてみないとはっきりしたことはわからないが。
なにはともあれ、来年のベストテンが楽しみである。

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