格差ここも 巨人開幕ダッシュ当然 東京で連続4カード/泣けますMBS健康川柳

　セはGTDの争い、という多数説に従う。日程は。巨人は広島、横浜、阪神、ヤクルトと4カードを東京に腰を落ち着けジックリ戦う。

　では、TDは。阪神は3カード目、中日に至っては2カード目で遠征する。G有利が明々白々だ。

　本日は、日刊ゲンダイ10日付に基づく。（カゲの声。「英字新聞はどうした！」トホホ）おまけに、巨人はTD対決のあと、ほとんど横浜戦。つまり、しんどい試合のあとはお客さん相手。

　こんな日程、あっていいの。これは、各チームの営業担当が決めるそうな。同紙は、優勝チームがイニシアを取る、と。

　パを見ると、セほど明白ではないよう。昨年優勝の西武は、3カード目の楽天戦を仙台で戦うから。

　メジャーの日程なぞ、たしか差別的とか。対戦数がバラバラなのだそうで。それからすると「小さい、小さい」のかも。

　▽ 今週の特選5句（11日、MBSラジオから）　春満開、川柳も多彩。長年、俳句に親しんだ芳紀80歳が「川柳の方が奥が深い」と。バンザーイ。13、14日、更新できなかったのは、彼女を介護するため。では、今週の5句。

　しあわせは　いつもと同じ　朝にあり = 朝の来ぬ夜はなかった
　あすは散る　でも今日生きて　いる桜 = 名所でない所にこそ健在
　言えばいい　我慢我慢じゃ　破裂する = 大きな袋に顔埋めて、ね
　朝焼けを　伝えたくても　寝てる妻 = （春夏秋）冬眠
　悩み聞く　それだけなのに　喜ばれ ＝ カウンセラーさんのこと

ボーン・上田賞知ってる？/非エリート輝く受賞（アフリカ報道）/毎日・高尾記者が大阪で講演

関西でめったに聞けない国際情勢。11日、はるばる会場の弁天町に。生命の危険と隣り合わせの土地で苦闘する氏の苦労がしのばれた。

　（お詫び。10日付けで、引退知事を「1期目半ば」としたのは間違いで「2期目半ば」でした。亡きＫ知事さん、申し訳ありません。なにしろ、のちに他の汚職事件関連で法廷証言がある、とのこと。ハイ）

現地で歩くには知り合いの黒人と一緒、出歩くときはモノを持たず…。氏のルーツ？にちょっとビックリ。静岡・藤枝東高でサッカー三昧で、大学もエリート校とは見られない（失礼！）日大出身。

キラ星の如き過去の受賞者とは、大違い。就職のさい、どこも受からず、やっと採用されたのが毎日だった。採用した側が慧眼だったか。

国際報道といえば、エリートの独占だったのが、いまや庶民のモノになっている、ということか。高尾氏の原稿は庶民そのものが登場している例が目立つ。

1950年以来、半世紀余のボーン・上田賞の受賞者を所属別に見た。トップは共同通信の12人。さすが外信の共同と言われる（言われた？）だけある。朝日の11人、高尾さんの毎日9人、とこれがベスト3。

　ついでNHK7人、日経・産経の6人。（大部数を誇る）読売がやっと出て来て5人。中日（東京）の4人というのが大健闘、か。NHKでは懐かしい磯村さん、木村太郎さん＝レッキとしたエリートのはず＝などの名が見え、時代です。

業者から”退職金”付き引導 某知事引退の裏 昔話デス/泣けるMBS健康川柳

　奈良県庁の無神経掲示についてふれて（7日）以来、アクセスが急増。それで、ある昔話を思い出してしまった…。
　
　（長年の友人による話。念のため）1期目半ばの知事がいた。建設業界に知事排斥論が起こり、業界代表が東京の私宅に退職金？3000万円を持参し、説得した。知事も引退をOKした。無論、知事には正規の退職金がのちに出たハズだが。

　排斥論が出た理由は不明で、退職金は業界各社が出し合った、とか。かつて聞いたこの件を思い出したのは、奈良県でも奇妙なことが2代続いたから。

　上田、柿本両氏とも、任期満了の目出たい引退でなく、突然の表明だったことだ。体調不良でなく、上田氏の表明時など、各新聞社は真相を探ったが、はっきりしたことは不明だった、という。

　ちなみに、その昔3000万円を持参した業界代表＝PTA会長を務めるなど、いっぱしの教育者=の子息は現在衆議院議員（自民党）、とのこと。皆さん、よくやります、ハイ。（英字新聞チェックのお留守が続き、当ブログおじさんもアセっております）

　▽今週の特選5句＝４日、MBSラジオ放送

　早咲きも遅咲きもある花と人 = 遅咲きが不遇過ぎる。かく言うオジさんが証拠。
　ボツのツボ逆から読んでもボツのツボ = 山本山、山本山。
　化粧する白寿の母の笑いじわ = 化粧で長生きするそうな。
　人生はボツの数だけ強くなる = そう信じたい。
　カーテンをとりかえ春の風をいれ = 春秋が長い。幸せな日本だ。

これもワーキングプアー 非正規公務員/我が奈良県は正直？

　昨７日付で、奈良県庁に見られる無神経な様子を取り上げた。職場ごとの配置を非正規職員まで明示していた”正直”ぶりだった。この非正規、なんとエゲツナイ。

　（以下、データは東洋経済３月10日号による）全国自治体の非正規スタッフは50万人に及ぶ。うち、月収20万円を越すのは14%だけ。

　10万円以下というのも10%だ。これを官製ワーキングプアと言わずして、なんと呼ぶ。
　
　こうした皆さんは、どんな職種にあるか。学童指導員、相談員は90％以上。給食、公民館あたりは半分くらい、最も少なくヒトケタにとどまるのは上下水道だ。

　これは、conservativeな＝控え目な。よくある「保守的な」といった表現は日本語らしいくない＝な数字なのでは。有効回答は全自治体の半数をわずかに超える程度だから。（ウチは恥ずかしくて、ホントは出せない…）

　東洋経済の見出し。「安月給で昇給・昇進もないが、責任は正規並みも」。なにしろ、保育園でクラス担任というケースがあるのだ、とか。世界に冠たる経済を誇る（誇った?）日本の惨状だ。

　我が奈良県は、どうだろうか。現荒井知事は、元運輸省キャリア。退職直後、参議院議員に転進し、前任・柿本知事が突然引退を表明したのを受け立候補、共産党候補との激戦！の末、就任。ケッコウなご身分だ。足元の「日々雇用」スタッフ状況、どうお考えか。耳の痛い情報はトップに届く体制に現県庁はあるか。

非正規の身分「日々雇用」まで情報公開 奈良県どうなってるの 県政記者会ヒルネ中か

　花見見物を７日午後、県庁屋上で楽しんだあと、各部課の入り口にあるデスク配置図にビックリ。（当ブログ、英字新聞のチェックお留守続く）

　名前＋職制（部長、次長）…などとし、「日々雇用」「嘱託」まである。察するに外部訪問者に分かりやすいようにした積り、だ。明示がロコツ過ぎないか。デリカシーに欠けよう。

　「あのお宅の人、県庁勤めでもヒビコヨウ、ショクタクなんだって」。こんな世間話が関係者の念頭に浮かばなかったか。

　以前から、非正規職員の典型として問題視されてきた。労使共に頭の痛いところだろう。なにしろ自慢にならない。それを構わず？おっ広げる。

　7日現在の様子がいつからかは不明。つぎの事がありえよう。

　▽誰がエライさんか分からないから、一目瞭然にしてほしい、という要望がある。
　▽担当部局は職員名簿通りに図を描いた。
　▽要望を取り入れた。メデタシ、メデタシ。当局・労組は無論、記者クラブも目にしているが、見えても、見ず。

　折りしもハケン斬りが世間で問われている中、我が奈良県庁は「そんなの関係ネェー」とばかり、雲の上だ。

「ミサイル」 動じるな 誰がホクソ笑むか/関西各局さん、野球中継を多彩に

　（吉備路を歩き、3日間ご無沙汰） 空騒ぎだ。4日、撃った、撃たないと、メディアは賑やかだった。吉備の人々は冷めていた…。

　花見見物は酒抜き、が吉備風か。マイカー運転のこともあろうが、同時に質素、堅実な土地柄から、としましょう。人々は、喫茶店・食堂のミサイル騒ぎのTV画面にシラケていた。

　人々は正しい（だろう）。言葉の激しさとは反対に、アノ国が行動に慎重なのは以前から明白。（6日午後の報道では、米露中には発射情報を事前に通告していた。ハイ、３国には。）

　その狙いは無論、首領のみぞ知る。が、ひるがえって思う。わが国の騒ぎの向こうにナニカが見える。誰か、ホクソ笑んでいるように。「ミサイル防衛へ、もっと予算を」。ヘソ曲がりの誤解、なら幸い。

　▽ ダル・岩対決（３日）、生中継は？；我がKCN（近鉄のケーブル）で見ると、Jスポーツのみ。他は相変わらずの体たらく。09年、球春スタートにダル・岩対決以上のニュースはない。ニュースを無視・軽視して、なんのメディアぞ。試合は１回、ダルがあっという間に３点を失ったが。大阪ABCのラジオ（３日）では、名物道上＝どうじょう＝アナがトラ偏重の傾向に反省めいた言葉を。さては、当ブログのrepeated message が効いた、と勝手ながら喜ぶ。その調子、その調子。お次はMBSさんですぞ。

猛虎主義と決別を 目さませ関西メディア 人気・実力 パの時代ですぞ

　セなんてメじゃない。センバツで対決する両校エースの眼中にセの選手なし。大阪ABCの名物・道上アナは、2日の放送で嘆くことしきり。当ったり前でショ。

　トラにあらずば野球にあらず。猛虎中心主義と年中叫び、二軍情報までご丁寧?に流す放送局はABCそのもの。他局も大差なし。

　パの西武・中島（兵庫県伊丹市出身）は無論、あの古田（同川西市出身）さえ、どこもマトモに取り上げなかった。（big過ぎるから？）メジャー時代の高津が招かれ、盛り下がったインタビューはあったが。

　その際、道上さんがアツくなかったのは、スポンサー主導の企画だったから。（100%推測）たしか、高津夫人が大阪でビジネスを展開していた…。

　あれもこれも、猛虎主義が災いしている。今年も、トラが悲劇的（奇跡的か）な末路で終わったら、ABCなどメディアに責任の一端がある。

　機を見るに敏な皆さんのこと、オリックスに例年以上に注目することは確か。WBC・小松の活躍はじめ、外国人4選手のそろい踏みとネタはあるから。09年は、猛虎偏重の終わりを告げ始めるかも。そう願いたい。

妖怪が世界を歩き回る それは中国電子スパイ網 カナダの研究者が調査

　各国の情報機関、政界関係者などは要警戒という。カナダの研究者2人が10か月がかりで調べた。

　ニックネームGhostNetのネットワークで103か国、1295のコンピューターに侵入＝英紙オブザーバー。
　
　南アジア、東南アジアに焦点をあてており、ダライラマ関連の団体では、欧米の出先も荒らされており、被害は大きそう。

　その手口は？ インターネットを通じ侵入し、極秘ファイルを盗む。コンピューターに侵入すれば、機器の設置された部屋で起きていることを察知する…。

　このネットワークが中国内部からコントロールされているのは確か、というが政府機関が関与しているかどうかは不明（当局は否定）。

　英ケンブリッジ大でも同様の調査を続けており、近く結果がまとまる。おのおの方、世界の要注意国には油断めさるな＝この原稿は、FACTAオンライン版の情報に基づきます。