スパイク盗まれたチーム？（新聞に載らぬ話）世界陸上で実は/硬骨・元官僚の遺言

　ルーマニアに試合のため滞在中の露ラグビーチームが、ブカレストのホテルでロビーに置いていたスパイクなどを盗まれた。急に停電したさいヤラレた＝BBC、ロイターなど。

　わずかな時間の犯行、犯人はすぐ近く…。地元ラグビー協会は代わりに道具一式を提供するらしい。

　この夏、大阪で行われた世界陸上の出来事。エリトリアの選手がホテルに部屋がなく、ロビーをやむなく寝室にした、という件は一部で既報。が、これは外国勢のモラル。

　ハンマー投げ選手で、練習場に日本側が用意した器具をコッソリ持ち帰るヤカラがいる、と。事故に備えて、器具を貸し出すさいサインを求めても、この始末。他競技でも同様なことが…。例えば、トラックで使うスタート台の一部。これは信頼できる人の体験談に基づく。

　かつて東欧共産圏のバレーボール選手団が大阪でホテルに泊まると、部屋がカラッポになったとも。モチ、我が列島の選手の皆さんは内外いずれでも折り目正しいでしょうが。

　廃止官庁リスト②　硬骨・元官僚の遺言から
　故・竹内直一氏の遺言で、廃止官庁の2番手は公安調査庁（1番手は1日紹介した防衛庁）。まるで戦前の特高警察という官庁で、大義名分なし。さらに、科学技術庁の原子力関連部局や、通産省内の業界別になっているタテ割り組織など全廃を。