民主エース馬渕どうする/シシリーの大物マフィア御用 四半世紀お尋ね者 息子らと無抵抗

　1983年以来、手配中のサルバトーレ・ロピコロ（65）と息子ら3人。シシリー島パレルモの郊外、人里離れた邸宅で5日に会合中、警官隊に包囲された＝ロイター電など。

　＊＊＊去るも、残るも天国ならず、笑い者であることには変わらない。仕掛け人も、まさかここまで読んでいた、とは思えない。平和（なだけ）でよいのか、と考える有権者が増えたらなぁ。民主・馬渕氏などの言説からすると、自民とさほど違いを感じない。生活者の視点を強調するのが目立つ程度か。連立もよし、という印象。生活者だけなら、某福田首相も言い出したが！違った、きょうはイタリアだ。＊＊＊

　4人は警官隊からwarning　shots（威嚇射撃）を受けるとあっさり降伏した。逮捕のさい、息子はI　love　you　papa.と叫んだ、との報道もあったが…不明。

　ボスはシシリーのボス中のボスで、殺人容疑で手配中。他の3人とも、お尋ね者30人のリストにあった。ボスが銃撃戦ののち、今の地位に就いたのは昨年春。以来、血なまぐさい事件は影をひそめていた。パレルモを支配する者はマフィアを支配する、の言葉通りだ。

　警察当局は、この調子で組織のトップを叩けば、生き延びる組織はないはず、と鼻高々だ。