キーワードを入力して、インターネットで検索することがケータイでも簡単にできる時代、
携帯電話の所有率は小学生でも30%、すでに中学生は半分以上だそうだ。
便利な反面、トラブルも多く、危険が背中合わせである。
「青少年のネット安全対策講座」の勉強会に出席した。
私は下の子が30歳をとうに過ぎ、もう親の役目は終わったが、この勉強会に出て二年目、学ぶ事は多い。
テレビと同じ、「無くてはいけないモノ」でもない携帯電話を、なぜ親は子供達に持たせるか。
”友達が持っているから欲しい”とせがまれて・・・。
”持たせていれば親が安心できる” そう???
「持つメリット」と「持つデメリット」をきちんと親子で話し合っていますか?
子どもにケータイを持たせたら、そのケータイの使い方をちゃんとチェックしていますか?
問題点を保護者として、きちんと理解し、子どもに説明できますか?
使いたい放題の子も増えていて、持たせた親が、「何を見ているのかも知らない」というのでは、本当に危険である。
小さいうちから、あるのが当たり前になってしまうと、余程の事がないと手放せなくなるおもちゃ。
どちらかと言えば、インターネットの危険やマナーに慣れていない子どもには、使わせたくないものである。
有害サイトなのかどうか、大人でも判断できないものが数多くあり、うっかり「返信」を押して、思わぬトラブルに巻き込まれたり・・・。
子どもの方が先を行く自己紹介のページ「プロフ」やSNSというコミュニティサイトは、非有害サイトであるが、最近はむしろこちらでのトラブルが増えてきている事を憂慮する。
保護者の方が無知ではいられない。
どうか与えっぱなしにはしないで欲しい。