一人暮らしをしている友人が、「歳のせいかなあ、このごろ独り言が増えたんだよね」と言ってました。
『そうそうそう!』とか『いいじゃん、いいじゃん!』など思わず独り言が出ているそうです。
一人暮らしだと自宅に話し相手がいないので、テレビを観ていてついつい相槌を打ったり、テレビ内の会話やアクションに反応してツッコミを入れたり・・・。
このような独り言は、自分は一人ぼっちではないと言い聞かせようという思いから自然に出てくるもので、心のすき間を埋めようとする心理が働いているそうです。
私だってありますよ。
女性は、おしゃべりすることでストレス解消をするので、独り言をいうときは誰かに話したいときのようです。
自分を奮い立たせるために前向きな言葉をあえて声に出す独り言。
これは外に声を出すことによって、精神的に落ち着こうとする心理的な働きからくるもののよう。
独り言をつぶやくことで、ストレスを解消し、不安や寂しさから自らを解放しようとしているので、自分の声を聞くことで安心感が得られる効果もあるようです。
「よし、やるぞ!」というような自分を鼓舞する独り言や「次はこれをして、その次は……」といった頭を整理するような独り言は特に問題ないようです。
ただ、独り言であまりにネチネチと他者への攻撃的発言をしている場合は、精神が不安定な状態。
精神的に不安定になると「もうダメだ」といったネガティブな独り言が増えていくので危険な兆候があるから注意が必要だそうです。
独り言そのものは必ずしも悪いことではなく、ストレス発散につながったり、今の自分を見直し改善するきっかけにもなるので、要は自分が何気なく発した独り言をよくよくチェックすることが肝心だと言えますね。
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