昨日石川県珠洲市で震度6強を観測した地震、雨が近づいているので土砂災害の危険性が高まっているとして、土砂災害の警戒区域の約740世帯、約1600人に避難指示を出したといいます。
心配ですね。
能登半島の最先端に位置する、石川県珠洲市。
ゴールデンウイーク真っただ中に起きた突然の揺れ、揺れはかなり長く今までとは明らかに違ったそうです。
それにしてもここでは2020年12月頃から地震が頻発しているようです。
2021年9月には震度5弱を観測するなど、震度1以上を観測する地震は140回を超えたそうです。
そんな中、140回のうち半分の70回は、2022年に入ってからの地震で、珠洲市民の間では危機感が増しているという事です。
いったい、ここでは何が起きているのでしょうか?
金沢大学の研究で、震源が集中している珠洲市の北西部から南東部の地下十数キロに、幅広く「電気を通しやすい」部分があることが分かったというのです。
「電気を通しやすい部分」とは、岩などではなく高温の水やガスなどの「流体」。
それが震源の位置と重なるそうです。
断層面に「流体」が入って断層が動きやすくなる。
その結果、地震が群発的に発生しているという事が考えられ、珠洲市の地下部分にある証拠が得られたそうです。
しばらく何が起きるか分からない現状、まだ余震が続くと思うと、片付けも進まないでしょう。
雨が降り始めているようですが、地盤が緩んで新たな土砂災害が起きないように祈るのみです!
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