座ったままおなかを「つかむだけ」の「おなかつかみ」エクササイズをご存じですか?
86歳にして現役である菊池和子さんは、体育教師を経て心と体、脳のつながりに着目した「きくち体操」を創始して、長年病気知らずといいます。
その健康の秘訣は、健全な肉体を保つための動きを毎日意識して行うだけだそうです!
健康な体を手に入れるためには、「腸の活性化」と「自律神経を整え」て免疫力を高めることが大事。
この「おなかつかみ」は、椅子に座って足をそろえ、おなかの力を抜き、両手でおなかをつかむ体操。
胃の付近から下腹まで、左右につかむ位置をずらしながら、まんべんなくつかんでいく。これを数回繰り返す。
ポイントは「意識して動かす」事。
① まずは、足の指と足の裏全体に力を入れてふんばる。これが下半身を安定させる。
(親指、続いて全部の指に力を入れやや前傾姿勢に。あごは引き気味、背中は丸めずまっすぐキープする)
足の指と裏側全体に力を入れることで、下半身からおなかに刺激が伝わる。
② おなか全体を、指先から手のひら全体でギューッとしっかりつかむ。
③ 続いて脇腹から背中にかけて移動して同様につかむ
つまり、「なんとなく体を動かすのではなく、使う筋肉に意識を向けて動かす」
「形や回数にとらわれたり、ほかの人と比べる必要はないのがきくち体操のポイントだそうです。
好きなときに、座って気軽にできるから続けられる「おなかつまみ」。
どれだけ自分の体に意識が向けられるかで、効果が大きく変わるそうですからね。
おうち時間が多いこの冬、座ってできる体操で、健康な体を手に入れませんか?
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