運動量は少なくないはずなのに、どうも股関節が硬い為か腰痛に悩まされている私。
股関節が硬い人の多くは、実は股関節だけではなくその周辺の筋肉も固まっている事が多いそうです。
骨盤は傾きやすく、首や膝、腰、などにも負担がかかり、全身への影響が出てしまいます。
自分の骨盤がどのようにゆがんでいるのか、どれくらいゆがんでいるのか、試してみました。
① <仰向けでチェック>
仰向けで横になった際の足の傾きを見ることで、骨盤の開きをチェックする方法です。
力を抜いて、仰向けになり足を伸ばします。かかとはこぶし1個分ほど離れている状態にしてください。
左右のつま先が均等に80度~90度に開いている場合は正常です。
左右どちらかに大きく開く場合は、開いている側の骨盤がゆがんでしまっています。
また、均等にひらいていても、開きすぎていたり、閉じすぎていたりする場合、骨盤も同じように開きすぎか閉じすぎている可能性があります。
② <鏡を見てチェック>
全身が映る鏡の前に立ち、頭が傾いていないか、肩、胸、腰のくびれ、膝の位置が左右同じかチェックする方法です。
どんな人でも多少のゆがみはあるものですが、鏡でぱっと見て左右の違いがわかる場合、骨盤が大きくゆがんでしまっている可能性があります。
腰や膝の位置が違う場合、骨盤が左右だけではなく上下にもゆがんでしまっている可能性があるので要注意だそうです。
③ <壁を使ってチェック>
骨盤の前後の傾きをチェックする方法です。壁を背にしてかかとを壁につけて立ちます。
この際に後頭部、肩甲骨、おしり、ふくらはぎ、かかとの5点全てが壁に着くようなら骨盤の傾きは正常です。
後頭部や肩甲骨が壁から離れてしまう場合は、骨盤が後傾している可能性があり、普段の姿勢が猫背になってしまっている傾向にあります。
逆にお尻やふくらはぎが壁から離れてしまう場合は、骨盤が前傾している可能性があり、普段の姿勢は反り腰になってしまっています。
股関節が硬い人のための簡単ストレッチ<殿筋ストレッチ>が、紹介されていました。
床など、平らなところでおこないます。片足を胡坐をかくように曲げ、もう片足は後ろに伸ばします。
そこから上半身を前に倒して、曲げた足のお尻の筋肉が適度に伸びたところで止め、楽に深呼吸しながら力を抜き、30秒~1分ほど伸ばします。
終わったら上半身をゆっくり戻し、反対の足も同じようにおこないます。
これを片側2~3回ずつ行ってみると効果的だそうです。