毎日いろいろなところからメールが来ます。
そんな時、私は手っ取り早くすぐに変換できる「了解しました」と返信することが多いです。
しかしこの「了解」とはどういう意味なのか、ちょっと調べてみました。
広辞苑によれば「了解」は悟ること。会得すること。また、理解して認めることと、あります。
「あなたの言うことは理解した」という時に「了解した」と言っていますよね?
「了解」は簡単に言えば「それでいいよ」ということなのだそうです。
「許可」を与える要素が入っているので、「了解しました」は仲間内や同僚にはいいのですが、外部や上司には使わない方が良いそうです。
丁寧なつもりが無礼になる場合もあるのですね。
気にしない人もいるかもしれませんが、気にする人がいる可能性が少しでもあるのであれば、使わない方がよさそうです。
このように「了解」「大丈夫」「ご承知おきください]は」3つの危険な日本語だと言います。
この「ご承知おきください」は、一見「ください」もついていますし、丁寧な言葉のように感じますが、見るからに「承知」を強要していると考えられますね。
代わりに「承知しました」「かしこましりました」のほうが無難だとか・・・。
「ご苦労様」も「お疲れ様」も人をねぎらう言葉ですが、両方とも上から目線のワードで、使わない方がベターだそうです。
「ご苦労様」のほうは完全に身分が上の人が下の人を労う言葉。
しかし「お疲れ様」は許容範囲が広く、気遣いをしているように聞こえるし、便利に使えると思っていました。
「お疲れ様」の方は、先輩程度ならOKとする情報もありますが、50代を境目に「少し不愉快」と思う人も多いようです。
ケースバイケースで、感謝の言葉を使い「お世話様です」とか「ありがとうございました」「お先に失礼します」などのほうがいいようです。
気持ちを素直に、相手も心地よくなるような会話力って必要だなあと痛感しました。