あしたが明るい日になるかどうかなんて、誰にも解らないのに 日本語は、あしたという言葉を“明るい日”と書くんです。
雨が降って日が差さないかもしれない。雲に隠れて月だって出ないかもしれない。
でも「明日は明るい日だ」と、昔の日本人は決めたんですね。
希望を持って明日を迎えるんだという日本人の決意でしょうか?
翌日を指す「あした」という日本語は、もともと「ゆうべ、よい、よなか、あかとき、あした」と続く夜の最後の部分で、夜が終わり、明るくなる時間帯を指す言葉から来ているそうです。
あしたを明るい日にするには、光を見つけ出さなければいけません。
「光を運ぶ」と書いて輝くです。待っていても光は見えてきませんから、自分で運んでいくしかない。
自分の力で光を運んでいって、あしたを明るい日にする。
そして明日になったら、その明日のためにまた運ぶ。
それが運命ということなんだそうです。