パソコンが普及し、文字を書く機会が減っているものの、自分の名前や家族の名前、住所など自分の手で書かなければならない機会は少なくありません。
長年手書き文字を書くお手伝いをしていて、いくつか思い当たることがあります。
字が崩れてしまうのは、急いでいて1つ1つの線をおろそかに書いてしまったり、ペンを強く握りしめたりしていることが多いです。
1)横線は少し右上がりに引く
2)縦線はまっすぐ引く
3)線と線は平行・等間隔
これだけでバランスがとれてきれいに見えるものです。
そうそう、字は手で書くのではなく、脳で書いているんだそうですよ。
ペンで書字する場合は、言語野で「文章を考える」。
脳のどこかで「文字変換」をする。
視覚・運動で「ペンの位置を定める」。
視覚・聴覚・運動で「ペン先を動かす」と 脳科学の見地から、脳への負荷が高いということ。
横道にそれてしまいました。
多少個性があってもきれいに見えればいいのです。
その為にはバランスをとる練習、ハネや、テンの位置、奥は深いですが、ちょっとだけ意識して書くことが手始めでしょう。
そして書き馴れることも大切でしょう。