百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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雨の降る日は軒先で写真のようなコンポストづくり。
急遽の企画であまり複雑ではない(手軽に出来るという意味)コンポストを2~3ケ実験バージョンで作ってみようということになり、準備したものは
・ミカン箱(厚目のダンボール)
・ピートモス9L
・クンタン6L
・酵素オカラ(米糠等の窒素を含んだ有機物)
・土着菌(いわゆる“黄色こうじ菌”)
1.段ボール箱に基材を8分目程度投入する。
2.底部の通気性を保つためのスノコや小さなブロックなど置き床をつくり空間を保つ。
3.生ごみ投入前に全体をよく撹拌する。
4.生ごみは水を切り投入する。投入量の上限は、日量500グラム程度。底部の段ボールが湿っている場合は投入過剰といえる。
5.生ごみが基材で隠れる程度に撹拌する。生ごみが段ボールに直接触れるとふやけて傷むので注意する。
6.通気性等に考慮しつつ、虫が入らないように防護する。
7.人が生活できる程度の暖かく風通しの良いところに置く。屋外設置が原則だが、冬季は屋内に置くことが適当。
8.生ごみは基材の量に応じて毎日投入することが可能。


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『納豆をつくろう!』の企画を明日実施予定!!
納豆は、如何に大豆を納豆菌で包み込み、熟成を図るかという醗酵学。
大豆は大きくないと大豆本来の味がなくなるという人がいるほど、小さなサイズの大豆だと大豆の味がなくなるほど大豆の中心部まで納豆菌が侵食するという。
1、大豆を、一昼夜、水に浸ける 
2、藁を煮沸消毒する    
3、煮上がった大豆(3~4時間煮込む)を詰める
4、保温箱で発酵させる(出来れば40℃をキープしたい) 
5、表面が白く、粘りが出てくる  
6、冷蔵庫等で半日~1日熟成をさせて「藁納豆」の完成



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土づくりには写真のような落ち葉を用いたい。
なかなか落ち葉もあるようでなく、時期を逃すと全く手に入らなかったりする。
道路の側道に溜まる落ち葉は、必要ではない人からみると単なるゴミだし、回収して廃棄しようとするとそれはそれでお金のかかるコトとなる。
落ち葉を集めて堆肥化することで循環型農業のstep1としたいところだが、10aあたりに必要な堆肥の量や本物の堆肥(完熟堆肥)をつくろうと思うと必要となる落ち葉の量は相当で半端ではない。
あるところには余っていて、あるところにはない。またあっても適宜、適量にはなかなかなっていないのが現状である。
土づくりは地道なものであるが、自然界はそれを大きな営みの中で平然とやってのける。しかし、いざ人間がやるとなると、なんともなんとも、力不足を実感するものです。

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この時期になると恒例にしているのが“土着菌”の採取です。
いつも行く場所があり、今年もそこでハンペン(土着菌)を採取し、ボカシ肥料づくりと醗酵培養液づくりをします。
ボカシは有機物(酵素オカラや米糠等)と土(いわゆる良い土もしくは籾殼等)と若干の水をベースに数日かけて作ります。
例)・米糠 150kg ・籾殼 米袋 1袋 ・お湯 15リットル ・土着菌 丼1杯 等
醗酵液は採取したハンペンと蒸したご飯から土着菌を培養し、黒糖を餌に固定させたものです。
例)土着菌 丼1杯 廃黒糖 丼1杯 
夏場は気温が高く雑菌が繁殖しやすいので、気温が低い冬の方が都合が良く、余り失敗しないのです。

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無茶苦茶な世の中である。
無茶はいいが、苦茶はどうも、・・。
無茶をすることで、チャレンジャーになれ、達成感をともなうと一皮剥けることにも繋がる。
一方、苦茶ではバラバラ、グタグタになってしまう、現代社会の政治のように。
ただ無茶苦茶の語源を調べると仏教語で『無為』、『無作』からきているようだ。

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物質社会ではなく、成長経済ではない、そんな時代とは何か?
人間の息吹があり、心がある、流れがあり、そこに生を感じるとは。
自然の中に答えがあり、心の中に真実がある。
地球と共に70~100億の人類が歩むには、答えはどこにあるのか。
“温故知新”
“知足者富”
昔の暮らしの中にヒントがあり、新たな知恵と工夫で未来を切り開く。

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TPPもなしくずし的に進展し、知らなかったがいつの間にか・最高30ヶ月の牛の輸入問題や・今年の12月にGMパパイヤがハワイから輸入されるという・・・(何処で誰が決めているのやら、・・遺伝子組み換えのパパイヤは2005年から未承認で沖縄で栽培されていたとこの春先に報道されたばかりだが・・)。
“食”は誰が守ってくれるのか?
答えは自らが守るしかないようだ。
250円の丼を馬鹿にするわけではないが(消費者、国民がそれを求めているのだから)、企業努力もさることながら、“食”をもっと大切にする文化を持たないと国全体が崩れていくような気がしてならない。
“食”を戦略として使おうとする国と何気にその術にはまっていく国、戦術に自らがはまり込みミイラ取りがミイラになる国に、唯我独尊自らの“食”は自らが準備する国、私たちは何を求めるのか、今その方向が問われている。

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今頃になると、北海道の河川ではもう鮭の遡上は終わりを告げる。
鮭の遡上はあまり美しいものではない。海では銀色に輝いていた身体を、オスもメスも婚姻色(紅色)に染め、最期の力を振り絞り傷だらけになりながら人生最後の仕事、『産卵』のために川上に向かう。
その姿はまさに“生”そのものだ。綺麗とか美しいではなく、凄いとか厳しいという表現になる。
それは何のために“生きる”のかではなく、“生きる”壮絶に、“生(せい)”を突き詰めると“ただ生きる”ということに尽きる気がする。

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ハロウィンが済むと、街はXmasの装いになる、なんともコゼワシイ。
写真は「ユニセフ祈りのツリー」!これは有楽町ロフトに設置されたもので、銀座三越(9日~)、ルミネ有楽町(14日~)、松屋銀座(23日~)、他、銀座、有楽町、そして仙台、気仙沼に順次設置予定という。
アートディレクターやクリエーターの発案で「デザインの力で被災した子どもたちに何かできないか」という思いから、プロからアマまで約2000名がそれぞれオーナメントを製作した。
佐藤可士和さん、長嶋りかこさん、森本千絵さんの作品に出会えるかも!

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思い出深い有楽町が“ルミネ”に変わった。
百貨店ではない新業態として注目されているルミネだが、ルミネ自身もターミナル以外での出店は初めてとなる。
大阪でのルクワの人気は百貨店のそれと比較すると時流を捉えた感が否めないが、売上だけでない本当の利益や将来性、社会的貢献度等はまだまだ不明。これからどう展開するかにかかっている。
最近思うことのひとつに人との出会いや縁もさることながら事業展開等もタイミングがありそうだということ。3年前なら受け入れられなかったものが今なら素直に受け入れられる、時代を的確に捉えないと時間や資金も無駄になる。ITの進化で以前の10分の1の投資でデータ処理が可能となった反面、トレンドの移り変わりは激しく、競合も国内だけにとどまらない。
時代は大きな転換点を迎えている。スキームが変わり価値観が一変する中で、どういう手順で物事を進めていくか、今一度整理したい。

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