百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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今頃になると、北海道の河川ではもう鮭の遡上は終わりを告げる。
鮭の遡上はあまり美しいものではない。海では銀色に輝いていた身体を、オスもメスも婚姻色(紅色)に染め、最期の力を振り絞り傷だらけになりながら人生最後の仕事、『産卵』のために川上に向かう。
その姿はまさに“生”そのものだ。綺麗とか美しいではなく、凄いとか厳しいという表現になる。
それは何のために“生きる”のかではなく、“生きる”壮絶に、“生(せい)”を突き詰めると“ただ生きる”ということに尽きる気がする。

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