百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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全日本スプリント選手権最終日(帯広の森スピードスケート場)において女子総合で岡崎朋美選手(富士急)が9年ぶり3度目の総合優勝を飾った。やったネッ!!本当に進化しつづけるその姿には、脱帽です。これからも体調管理にはくれぐれも気をつけて、『夢の実現に向けて』頑張ってください!!僕も頑張ります!!!

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クリスマスに砂漠緑化?!なんの関連もないですが、砂漠緑化は自然災害+人災が原因で砂漠化してしまった大地に植林をし、緑溢れる村に戻すことで、農業をベースとした持続可能な産業の定着を目標にしている。特に写真の『日本沙漠緑化実践協会』は会長が鳥取大学の故遠山教授で我が国の中でも歴史があり、緑の協力隊の方の話によると、「その実績には中国政府も一目おいている」ようだ。ポプラや低柳を植林し、3年後には林にし、5年後には山羊や羊が放牧出来る雑木林(ムラ)をつくる。ポプラは摂氏42℃の砂漠地でも根付くという、直根が強く、しっかり大地に根ざし、3年後にはそれらの木々の下には草が生え、更に植物が育ちやすい環境となる。山羊や羊の放牧の時期も難しく、しっかり雑木林の様相を呈してくると放牧しても大丈夫らしいが時期が少しでも早いとすべてを食害されてしまうという。ひとつひとつ着実に自然体系に戻していく中で、そのカタチはしっかりとした循環を築き、そのムラに産業の定着をもたらす。なるほど私達の仕事も大変似通っている、それは何にでもいえることではあるが、何もしないと始まらないが、何をするにも順序があり、順序を間違うと大変困難な事象が発生する。ひとつひとつ着実に、またその丁寧につくられた基盤がのちのち大変有効になってくる。なるほどそういうものか!!!


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本日、午後10時から滋賀経済NOW(びわ湖放送)という番組で、先日、滋賀県余呉で開催させていただいた『こだわり百姓サミット』の内容が紹介された。
今年の大きな目標であり、当初のみんなの夢であった全国のこだわりを持った百姓(変わり者?!)のみなさんをひとところに集め、みんなで日々の慰労をし合い、次年度への熱い想いの共有化を図り、“微笑み”“喜び”のある農業の輪を拡げていきたい。
このサミットは、私達の活動の原点であり、これををスタートラインとして全国に点在する篤農家のネットワークを繋げられれば!!みんなで望めば、夢は叶う!!
滋賀経済NOW(びわ湖放送)【http://www.bbc-tv.co.jp/hensei/economy/】

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冬至  


本日は冬至!明日からは一日一日着実に夜が短くなってくる。朝が遅く、陽が早く暮れると、やはり百姓としては少しリズムが狂う。少し日中は長い方が仕事は捗る。家に帰ると、明日からは冬休みという子供達が“サンタさんへのお手紙”を書いている。もう冬休み!まだ年賀状も書いていないのに・・・まだ、新味噌の発送もしていないのに!がんばらねばッ!!
※写真は最近TVで人気の「のだめカンタービレ」(1~16巻)。たまたま次女のお友達が持っておられたので全巻借りて家族全員で熟読・・・?!してしまった。野田恵こと上野樹里はあの『スイングガールズ』(2004年作品)の主人公。『スイングガールズ』といえば、矢口史靖の作品。矢口といえば昔は8mm映像作家で劇場映画は『裸足のピクニック』が初作品!!あぁ・・・久し振りにゆっくり映画を観たい!!!



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循環型社会を志向する場合、すべての関連する事業体で停滞することは許されない。そして、どの事業体においてもそれなりの利益がともなわないと、事業の継続性が危うくなる。上記のように考えると、将来に渡って持続可能で資源が循環していく構図は、結構難しいように思えるが、まずは小さな循環から徐々に拡大していく、及び小さな循環の輪を重ね合わせていくことでそれらの問題は整理され解決されていくのではないかと私達は考えている。
つまり、量を想定はするものの、まずは最低の量の循環を可能にし、その継続を重要視したい。想定される課題は、実は循環する中で更に想定外の課題を生み、それらの課題を地域特性を鑑みた上で解決することで更なる持続が可能となり、また新たな発想を生み出してくれる。
私達は、そんな運動論を各地域で活性化することで、各々の地域独特の循環サイクルが生み出せ、それが地域活性に繋がり、地方の農業を基盤から支えるものになるであろうと信じている。

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今朝も寒かった!一日一日確実に冬になっている、もうあと残すところ十日間で今年も終わる。「終わる」というと何だか慌ただしく、やり残した事を数えてしまいがちになるが、新年が始まる!と考えると「始める」ために計画を立て、ひとつ一つ着実に達成可能なようにその優先順位を定める、それは心ウキウキする瞬間だ。
今日は、二十日大根の成長した苗の周りを、先日引き揚げてきた琵琶湖の藻でマルチングしてみた。その様子をみたある人が、「そういえば、昔、草津の山田では、山田大根というのがあって、秋~冬にかけて、大根の畝は琵琶湖の藻でマルチングしていたなぁ。漁師さんと百姓がしっかり協力して琵琶湖の藻を引き揚げて。」と話された。先人達の知恵は、いつもしっかり理にかなっていて、手間はかかるがそこには一切無駄がなく、循環型の社会が生きている。
※山田大根・・・「伊吹大根」の種が京都に渡り、京都から琵琶湖南岸(草津の山田地区)の地域に入って土着したもの。長さ20cmくらいのずん胴型で、葉柄は白くて細いというのが特徴。主に漬物用として使用され、葉も食用に適していて、葉つきのまま漬けて使用が可能。


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今朝は霜が降った三度目の朝となった。朝日を背にした御上山(近江富士)が、いつになく凛としている。
将来というより、もうそこまで来ている日本の問題は、・食糧の国内自給率の低さもさることながら、・飼料の国内自給率(24%)や・濃厚飼料の自給率(10%)の低さです。これらは大変大きな問題であり、輸入に頼っている(頼らされている)日本の“食”は、近い将来どう考えても、持続することが困難になり、国民が“豊かな”暮らしを末永く安心して過ごせるということははかない幻想になりかねない。
そこで飼料の国内自給率向上のため、食品残渣等の未利用資源の飼料化を図ろうというのが、このエコフィード(食品残渣の飼料化)であり、そのポイントは①ネットワーク②安全性③啓蒙活動になるという。
①ネットワーク・・・・・食品と畜産、流通と情報の相互連携
②安全性・・・・・リサイクル飼料の安全制の担保、安心出来る品質
③啓蒙活動・・・・・理解促進
世界のトップレベルの食品残渣を抱える自国として、まずはそれらを再生し、飼料の国内自給率を高めることが、循環型社会の形成への最初の一歩なのではないか。


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桑田投手が記者会見を行い、パイレーツ入りの意向を表明した。まだ正式契約はしていないようだが、まずはマイナー契約をして、メジャー昇格を狙うようだ。ストイックな生き方で、200勝までアト27勝!!今回の契約も、レッドソックスからの提示金額の方が高かったようだが、お金だけがすべてではない、一日も早くマウンドに立ちたいと野球への熱い想いを語ったという。『がんばれ、桑田投手!!』ピッツバーグにまでは行けないけれど、遠く日本の片隅で応援しています!!!


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これは噂?!の“百姓天国”なのレス!!実は、これ、ハピー農園の堀さんから本日お借りしたもの!!もう絶版になってしまって丸十年!!地球百姓ネットワーク発行の物で、全国のいろいろな百姓の登場で、そこには“涙”あり“笑い”ありで、そして田んぼの中には“喜び”が溢れていて、なかなか読み応えがあります!!
百姓って何なのか?一人ひとりの個性が輝き、そこには人に誇れる農業がある。
百姓は一人ひとりが違っていてあたり前、でも、みんなが別々の土地で苦労してなんとか自然農を行っているだけなのでは、面白くない!!どうせ苦労するなら、この日本のこの間違った農業を立て直すぐらいの気合いで、『平成百姓一揆!!』は起こせないものか!!この本を読みながら、考えてみたい!!!


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お米で育てている豚がいるという。そのこころは、・広い農地の利用促進・食糧自給率のアップで、その取り組みは、山形県遊佐町とJA庄内みどり、山形大学など産官学の共同で2004年に始められた。仕組みは、まず町が耕作地を借り上げ、NPO法人に貸与(当時はト特区でないと、法人が使用出来なかった)、農家が肥料米を生産し、養豚事業者に販売、養豚業者は配合飼料のトウモロコシ(これが勿論、輸入)の割合を減らし、その分、お米で豚さん達を肥育するというもので、その肥育の結果、お肉の成分のオレイン酸はアップし、リノール酸がダウンしたことで、酸化防止作用があり、甘さが増すという!!これは、すっごい!!!牛さん達でも同じ結果が出来るかなぁ。早く、飼料米を育ててみたい。 ※写真は、本題とはあまり関係はありませんが、ハピー農園・堀さんの酵素玄米『夢色米』です!!


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