百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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今年も残すところ、あと二週間余り!!やり残しのないように努めたい!!
来年も様々な事にチャレンジしたいと思っているが、農業やサン愛ブレンドの事業以外に、農畜産物やそれらの加工品を直接お客様にお届けする仕組みをLLPで構築してみたい!と思っている。
LLPとは有限責任事業組合のことで、さまざまな農畜産物を育てる農家が組合員となり、自らが出資し、販売に関する経費をみんなで負担しあうというもので、そのLLPの特徴は・内部自治・有限責任・パススルー課税の3点が主であり、従来だと生協のような形態でしか消費者の方々と結びつく方法はなかったのだが、昨年の5月の会社法改正でLLP制度が創設され、比較的簡単に組合として組織化出来、みんなが自由に活動出来(「お金は出すけど、何もしない。」という人は組合員にはなれず、みんなが何らかのカタチで常にかかわっていないければならない。)、あまり煩わしくない新しいカタチの組織なのです。
農家はそれぞれが独自の経営体であり、それぞれが基本は自由であるべきだと考える、しかし、消費者からすると出来れば同じようなこだわりを持った農家の集まりだと何よりも信頼出来、安心して取引き出来ることから、いろいろな方に「こういう食べ物は何処に行けば売ってるの?」とよく聞かれる。お米は○○さん、お醤油は○○さん、大豆は、小麦は、卵は、トマトは、レタスは、大根は、・・・同じ百姓がすべての農畜産物を育てているわけではなく、百姓がスーパーを経営しているわけではない。比較的、道の駅等に行けば新鮮な農畜産物に出会うことが出来るが、まだまだそのレベル(有機、無農薬、少農薬??等)は統一されておらず、価格も安定していない。そこで今回出来ればある一定の基準を百姓の中でしっかり作り、そのレベルをクリアした食べ物を販売するグループをつくり、直接消費者の方々と結びつく方法として、LLPを考えてみたいと思っている。


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