百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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有機農業をどう推進していくか!まだまだ理念法だが一歩ずつ進んでいく!!有機の定義も必要なら、一方で現状の有機の課題も明確にしておく必要がある。有機がすべてではない、でもまずは有機が入口であり、有機で如何に土づくりをおこなうか?!が大切なのであり、そだちやすい環境をいかにつくるかが農業の心なのではないか??
NHKでリンゴの木村さんが放映されて、何故かこのブログへのアクセス数も急増しているが、やはり『奇跡のリンゴ』といっている限り、日本の農業の将来には希望は持てない。みんながみんな木村さんに学ぶことは出来ないかもしれないが、木村さんの土づくりには理論があり、それは極端に言うと何もしないということなのかもしれないが、実は、もっと奥が深く、何も出来ない人間の微力さと、自然の偉大さを肌で感じながら、微力ながら育ちやすい状況を少しでも毎日毎日圃場に出てつくっていく。それを『愛が・・・』といってしまうと、誰にもまねできない・・と私達は思ってしまうし、でも「愛が・・ないと・・」駄目なことは百姓はわかっていないといけないこともわかっている。
ある百姓は、「商品ではなく『食べ物』を育てている。」といい、
ある百姓は、「育てているのではなく、育つ環境をつくっているだけ…あくまでも、お手伝い。」という。
ある百姓は、「販売するというより、『嫁がせる』思いです。」といい
ある百姓は、「毎日、毎日、気持ちが通じ合う、そんな毎日を送っています。」という。
ある意味では、子育てのよう、ある意味では、人生の師匠のよう、そんな農業を決して一筋縄で束ねることは出来ないが、少しは“業”として成り立たせながら、生活するとは何か、地域社会とは何か、文化とは何か、生きるとは何か、幸せとは何か、をしっかりゆっくり考え、やっと一歩進めたような気がする、今日この頃。


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