百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
ビジネスブログランキング
 



そろそろ年末?!いろいろなスケジュールを調整しておかないと!!年賀状も書かないと・・・その前にまずは年賀状を購入しておかないと!! 最近読んだ本の中に「生き物とロケットの違い」について書かれていた。なるほどと思ったのは・月ロケットは鉄砲玉が進化しただけのもの!・飛ぶだけなら蝿や蚊でも飛ぶ。・悔しかったら、蝿や蚊を作ってみろ!!つまり我々はいまのレベルでは大腸菌ですら作れない(つまり下等な生物体ですら、複雑な有機的なものであり、生き物を理解するということは、月にロケットを飛ばすのとは、全くレベルが違うのデス)。冷静に考えてみると、そんなことは誰もわかっているつもりだが、蝿よりプリウスの方が高級?!だし、ついついそういう本質を忘れてしまいがちで、まだまだ人間には不可能な事も多く、特に自然界には解明されていない事柄も多いことを常に忘れないようにする必要がある!!


コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




第6回琵琶湖塾は、講師に塩川正十郎先生を迎えて開催された。塩川正十郎氏こと、塩ジイは、今年で85歳!でもなんのナンノ、数字に強く、政治は斬るし、政治に疎い“官尊民卑”の日本国民もズバッと斬り、塩ジイ節は見事に炸裂!!
「滋賀県に期待することは?」という塾生の質問に対して、
「滋賀の文化を大切にして欲しい。」
「滋賀県は、農業立国を志向すべき!!」
「具体的な農業の工業化・高収益化については、オランダ等の海外の成功事例からもっと学ぶべき」
と話された。
農業者の私としては、『・文化を大切に・農業立国に』というご意見には深く頷くものの、別に今更オランダ等のハウス技術を学ぶ必要性は重要ではなく、植物工場のノウハウ等は世界の中でも日本の方が進んでいる点や良質な農畜産物を海外輸出するなんていう考え方についても少し古い気がした。日本の農業は現在政府が進めている安易な大型化ではなく、小さくても特徴のあるこだわった農畜産物にシフトすべきであり、そのためには現在既に各専門分野で持っている高度な技術を結集した農業の産業化を図ると共に農業を核とした文化の形成、食と農と環境と地方文化の再構築を行うべく、まずは、各地方に適した農畜産物の栽培技術の確立を促進し、産業化を図るシステムの構築と、匠の技として価値伝承をする技術の集積を明確に区分しつつ、食糧自給率の向上を早期に図る方向性を打ち出すべきで、それにはそれぞれは農業の個別産業化ではなく、農業と各種産業との融合の中での新産業の創造であるべきと考える。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今年も残すところ、あと二週間余り!!やり残しのないように努めたい!!
来年も様々な事にチャレンジしたいと思っているが、農業やサン愛ブレンドの事業以外に、農畜産物やそれらの加工品を直接お客様にお届けする仕組みをLLPで構築してみたい!と思っている。
LLPとは有限責任事業組合のことで、さまざまな農畜産物を育てる農家が組合員となり、自らが出資し、販売に関する経費をみんなで負担しあうというもので、そのLLPの特徴は・内部自治・有限責任・パススルー課税の3点が主であり、従来だと生協のような形態でしか消費者の方々と結びつく方法はなかったのだが、昨年の5月の会社法改正でLLP制度が創設され、比較的簡単に組合として組織化出来、みんなが自由に活動出来(「お金は出すけど、何もしない。」という人は組合員にはなれず、みんなが何らかのカタチで常にかかわっていないければならない。)、あまり煩わしくない新しいカタチの組織なのです。
農家はそれぞれが独自の経営体であり、それぞれが基本は自由であるべきだと考える、しかし、消費者からすると出来れば同じようなこだわりを持った農家の集まりだと何よりも信頼出来、安心して取引き出来ることから、いろいろな方に「こういう食べ物は何処に行けば売ってるの?」とよく聞かれる。お米は○○さん、お醤油は○○さん、大豆は、小麦は、卵は、トマトは、レタスは、大根は、・・・同じ百姓がすべての農畜産物を育てているわけではなく、百姓がスーパーを経営しているわけではない。比較的、道の駅等に行けば新鮮な農畜産物に出会うことが出来るが、まだまだそのレベル(有機、無農薬、少農薬??等)は統一されておらず、価格も安定していない。そこで今回出来ればある一定の基準を百姓の中でしっかり作り、そのレベルをクリアした食べ物を販売するグループをつくり、直接消費者の方々と結びつく方法として、LLPを考えてみたいと思っている。


コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




おからや魚のアラ、家畜の糞尿、食品残渣、木くずなどの有機性廃棄物のことをバイオマスといい、日本ではバイオマスの活用推進に関する具体的取り組みや行動計画を「バイオマス・ニッポン総合戦略」として4年前の平成14年12月に閣議決定した。平成18年3月には、国産バイオ燃料の本格的導入、林地残材などの未利用バイオマスの活用等によるバイオマスタウン構築の加速化等を図るための施策の推進策として『バイオマスタウン構想』を明確にし、地域のバイオマスの総合的かつ効率的な活用を図るため、市町村等を主体者として、また広く地域の関係者の連携の下、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築され、安定的かつ適正なバイオマス利活用が行われているか、あるいは今度行われることが見込まれる地域を平成22年までに500箇所拡大することを目指している。
現在、僕達は
○食品バイオマスの飼料・肥料化(おからや魚のアラ)を行っているが、
○バイオガスシステムを導入するには、スラッヂを完全にゼロにするためにまだ試行錯誤が必要な段階であり、
○木質系バイオマスの利用に関しては、堆肥化やバイオガスのみならずリグニンを取り出し活用する方法や取り出したリグニンを利活用する方法等更に研究を進めたいと考えている、
○家畜糞尿の堆肥化事業は来年早々にも開始予定であり、
○来年中には ・琵琶湖の藻の利活用、・ゆりかご水田での鮒の養殖、・稲藁を活用した昭和30年代の肉牛の飼育等に出来れば取り掛かりたいと思っている。






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




夜だというのに、ハウスの中には煌々と灯りが!!いったい、何が!?どないしたんや?! これもある実験のひとつ!!昨年はLEDで行なったのですが、今年は新しい技術?!で、再チャレンジです。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




トマトが順調に発芽しています!例年だと、お正月明けに播種するのですが、今年は少し実験をしたかったので、ー部12月上旬に播種し、本番の1月に備えています。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




この冬、二度目の霜、・・でも日中は暖かく比較的過しやすかった!!今日お会い出来た方に「どうして農業を始められたのですか?」と聞かれ「・・(言葉が詰まった)」最近あまりそういう類の質問はなかったので、少し驚いた!!
この前、ある方に「後継者はおられますか?」と聞かれ、それにも結構驚いた。だって、百姓暦3年4ヵ月の者に後継者?!といわれても、あまりピンとこないし、現状、農業をしているということは、何かの必然であり、その必然に理由はないというか、まだまだ農業の最初の一歩の自分にとっては、もっともっと追求してみたいことばかりで何処にその必然があるのかまだまだ模索中だからだ。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇パブログ通信◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
あなたは現金1000万円あれば、どうしますか???
DreamMailに登録するだけで(勿論登録無料!!)
チャンスがあなたに訪れるかも!!
僕は、今、1000万円あれば、田舎の築120年の木造家屋を
 400万円で購入し、それを移設し、少しだけリフォームして
 百姓や新規就農者、定年帰農者の集まれる場をつくりたい。
 圃場はあるので、みんなで農に汗したり、ゆっくり風を感じ
 “楽しい”農を体感しながら、現状の食と農、食と環境、食
 の文化について今一度考えてみたい。
   http://www.dreammail.jp/
 農は決して“楽しい”ことばかりではない。一人一人の農家
は中小ではあるが経営者だし、やはり工場のように決して
生産管理できるものではない。生き物相手なので、常に真剣
勝負が必要だ。
 しかし、生き物だから楽しさがあり、生き物だから僕達も
生きている(生かされている)実感を常に持つことが出来る。
 農家が偉いわけではない、消費者が偉いわけではない、共
に考えともに未来を歩める、永続的な社会、文化づくりを
一歩ずつ始めていきたい。
 




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




植物にとってのリンは、窒素とカリと並ぶ3大成分といわれているが、リンは、人間の体内にも含まれており、それはカルシウムの次に多い栄養素となっている。具体的には、大人の身体に、およそ700gのリンが含まれている。体内のリンは、その85%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯をつくる成分となっており、残りの15%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギーをつくり出す時に必須の役割を担っている。植物にとってのリンは、花や実を大きく育てることに影響しているといわれ、実のなる野菜や果実の成長には特に欠かせないことは誰もが知っている通りである。
植物、動物とわけ隔てなく生物全体で考えると、生物にとって"リン"は、遺伝子をつくるための核酸や、エネルギー源となるATPをつくるために不可欠な元素であり、現在、人はそれを動植物から摂取し、特に植物は土壌から摂取している。
現代社会においてリンは“肥料”として濫造され、現在ではその枯渇が懸念されている。現状のままリンを. 消費し続ければ,2050年にも枯渇すると推測され、資源の不足が懸念される中、今まさに土壌に残ったリンを回収し、循環利用する技術が必要になってきている。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




年内、まだあといくつかのパターンで植物の生育の実験をしたいと思っている。そのひとつが先日播種した二十日大根!これは・大豆ペプチド『ソイヤ』と酵素オカラの実験。※無事に全員、発芽しておりますぞ!!
他には、トマトの発芽と光の関連をHEFLを活用しての比較実験。
年が明けると直ぐにトマトの播種を始めないといけないので割りと自由な時間はこの期間しかないのです。がんばデス!!


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




本当にしゃぶしゃぶをしてみて、そのあと炒ったもち米を土鍋にいれて煮込みます。なかなかこのもち米雑炊も美味しい!!結構、我が家では娘達に好評でした!!今度一度、残しておいたスープで西山ラーメンを食べてみたい!!


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »