不二家

不二家が消費期限切れの牛乳を使用していた・・・???・・・どないなってるの??・・何を考えているの?? 雪印の「私も寝ていないんです・・・」と逆切れした社長のことを思い出す。この一件で、大きな会社には、ここ数年相次いだ不祥事に対して、重要視してきた企業のコンプライアンス（法令遵守）が全く根付いていないことが明らかになった。
会社は何のために存在するのか。間違った時、間違ったことを何故、誠意を持って謝罪出来ないのか。おそらく個人では対応が違っていたのでは、・・・??。企業になってしまうと、それも長い歴史の企業になればなるほど、守らなければならないもの、しがらみ、プライド等のさまざまな呪縛からなかなか解き放たれないのか。
会社は公のために存在すべきはず!!企業としては当然利益を上げなければならないが、社会の規範に反することはもってのほか、本来は社会の将来あるべき姿を指し示しながら、あの企業がこの土地にあって良かったなぁとみなさんに思っていただける像を提示し続けないと存在意義はない。
中小企業は、中小企業なりに一生懸命生きている。大企業はもっと大企業としてのプライドを正しく持ち、社会を正しい方向に導かなければならない。自己の利益を追求するのが資本主義のように誤解しいる方も多いが、自己の欲ばかりでは、持続的な成長は不可能で、持続的な成長は顧客の絶大なる信頼が基礎にないとならない。個人としては決してしないことを、会社は社名の名のもとに簡単にやってのける。会社とは何者なのか。もっと真剣に原理・原則を“心”として徹底しないといけない気がする。そんなレベルの低い企業ばかりでは、日本の将来は危ない！！