こんにちは。 社会保険労務士法人workupです。
令和4年度の全国健康保険協会(協会けんぽ)の調査にて、
傷病手当金の支給件数は31.1万件となり、
前年度の15.4万件から倍増していることが分かりました。
傷病別では、半数近くを新型コロナウイルスが占めています。
傷病別の支給件数の推移をみると、
新型コロナは平成30年度と令和元年度が0件、
令和2年度が921件、令和3年度が1万6712件、令和4年度が15万1263件と、
令和3年度から4年度にかけ急増しています。
この傷病別支給件数の急増は、
厚生労働省の通知により、
令和4年8月9日~令和5年5月7日までの間、
申請の際に医師の意見書を不要、とした扱いが
大きく影響したとみられます。
令和5年5月8日以降も引き続き、
新型コロナは傷病手当金支給対象となりますが、
支給申請には有症状・無症状を問わず、
医師の意見書が必要となりますので、ご注意ください。
■現金給付受給者状況調査報告
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