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巻き添え食ってたまるかよ

1980 ─ モスクワ五輪

2021-05-14 20:03:37 | メディア・芸能
1980年夏季オリンピック大会は7月19日から8月3日までの16日間ソビエト連邦の首都モスクワで行われた。 (ヘッダー画像右上から時計回りで①体操女子の平均台と床運動で優勝したルーマニアのナディア・コマネチ②ソ連による前年からのアフガニスタン侵攻を問題視し米国・西ドイツ・日本など66の国と地域が不参加③JOCが不参加を決め涙するレスリング代表の高田裕司④閉会式のマスゲーム、名残を惜しんで涙する大会マスコットのミーシャ)


18歳になったコマネチ。ホームタウン・ディシジョンがはたらき個人総合はソ連のダビドワに譲ったが種目別で意地。漫才ブームのピークは1980年でありビートたけしのコマネチ!はより大人の体形になったという含みがある。



アンドリアノフ! ディチャーチン!



サッカーはボイコットのため16ヵ国中7ヵ国が代理参加。チェコスロバキア金・東ドイツ銀・ソ連銅と東側諸国の独擅場。


陸上男子1500mを制した英国のセバスチャン・コー。保守党議員⇒爵位⇒ロンドン五輪組織委会長⇒世界陸連会長という陽キャのエリート。


西ドイツのディスコグループ、ジンギスカンが前年にヒットさせた「めざせモスクワ」シングル盤。より大ヒットした「ジンギスカン」が体操会場で流れていたと記憶する。この大会のテレビ中継は「中産階級ハーレム⑯プロレス」でも取り上げた三浦甲子二がソビエト共産党の意を受けて自民党の重鎮にはたらきかける工作員ということで慣例を破りテレビ朝日が独占契約。そしてボイコット。幻の代表となった柔道の山下、マラソンの瀬古、レスリングの高田、みな近年は顰蹙を買う存在になっていて奇妙なめぐり合わせ。

この次の1984年ロサンジェルス大会ではソ連・東ドイツ・キューバなどがボイコット。派手な演出に走って商業的には成功したとされるが肥大化の出発点であり、テレビで見ていてアメリカの自国中心に辟易させられたものであった。一方ソ連のアフガンとの戦争は泥沼化、ソ連圏崩壊の遠因に。与えて盗る・見せびらかして盗る。発想さえ持てないのだろう、陽キャのみなさん、自分たちが社会のお荷物でしかない卑屈な立場に追いやられることが。中止にせよ強行開催にせよ3度目の東京オリンピック招致は史上稀な速さで衰退する極東の島国を象徴することになりそう。
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