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R.S.V.Pとは何?

2009-01-30 | 言葉のいろいろ
先日テレビで沢尻エリカの結婚披露宴パーティーの招待状の紹介をやっていた。
そのままでは白紙にしか見えないとか、いろいろ工夫されていた。
内容は、ほとんど忘れた(笑)が、記憶に残っているのが、招待状末尾の
「R.S.V.P」の4文字。

「ご返事願います」の意味の略語とのこと。


ふう~んと思っていたら。

これまたテレビで、ゴルフの石川遼にマスターズゴルフトーナメントから招待状が来たと騒いでいたが、この招待状の最後の左下に

何と「R.S.V.P」の4文字。

本当は世界ランク50位以内が招待者なのだが、60位ながら主催者特別推薦枠で招待とのこと。何にしてもめでたいことである。


メールに早速、「R.S.V.P」を使ってみたら.......。

反響がありました。(笑)

それ何?

アメリカなのに何でフランス語なの?


早速

調べました(笑)

フランス語のRépondez s'il vous plaît

「レポンデ シル ヴ プレ」  *ご指摘により修正しました。

の略語。

意味は先に書いた通り。
アメリカでは、ちよっと格好付けるのに
フランス語やラテン語を使うのが、上流社会では昔から流行っているらしい。


「R.S.V.P」は良く使われているとのこと。

メールでも使われているとのことです。

後メール言葉としての略語はいろいろある

ASAP(as soon as possible)  できるだけ早く
BTW(by the way) ところで
FYI(for your reference) ご参考のため
とかもある。

良く知られているのは、メールで返信すると勝手に付く
「Re:」

英語のresponseやreplyの略ではなく、ラテン語の"res"の省略形である。
「…について」という意味であると、英語圏のルールとして確立している。

我々も、普通にラテン語を使っているということです。

英語の国なのに、フランス語や、ラテン語を使って紛らわしいとお怒りの方もあるかと思いますが、日本は、それに日本語があるから(笑)メチャメチャですね。

日本でも、ラテン語は日常的によく使われています。
コンビニの名前にも使われているam/pmはラテン語です。(スゴイね)

a.m. (ante meridiem) 午前

p.m. (post meridiem) 午後

フランス語も一杯あります。
カタカナで使っていた「デビュー」
最近は、あっちこっちで見ます。
debut デビューて読めないやと思いますが(笑)、これはフランス語。

最後に、IT用語にもRSVPてあるのですよ。

(Resource ReSerVation Protocol)

かなりの無理をして、RSVPにしてます(笑)

難しいことは別にして、
資源予約プロトコルで,経路上のルータおよびサーバがホストからのリクエストに対して"返信"する事で資源予約が行われる。

この略語を考えついた人は、「やった~」と思ったでしょうね。

最後に、これをレジュメにしておこうと思うと。

resume(レジュメ)はフランス語ですよ。
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「狩野派と近世絵画 ~爛漫と枯淡と~」

2009-01-19 | ア-トな話し
【併催 名碗三十撰】
承天閣美術館

後期 平成20年12月6日(土)~平成21年3月29日(日)

2007年5月に開催されたあの感動の若冲展以来の承天閣美術館です。



今回の展示の目玉は、戦後初公開という「列祖像」掛け軸30点。

再び。あの方式の展示が行われるのかとワクワクしながら出かけました。
感動を再び

若冲の「動植綵絵」を全部展示するのだとという意気込みのみで作られたと言われる、第一展示場。

写真は若冲展のイメージ

これです。この興奮は行った人しか分からないかも。(笑)

期待通りズラッと展示されていましたが、
残念ながら、今回は、真ん中に余分な物が....(笑)
「夕佳亭」の内部の再現です。
金閣寺にある茶室です。以前に行った時に見ました。
これが邪魔をしてました。

列祖像(全30幅)は、達磨を始め30人の禅の祖師を描いています。開山忌の法要に掛けただけで、公開は初。
列祖像は、御所造営のために集結した狩野派絵師たちが相国寺に滞在した縁で描いた。全11人で分担し、絵師たちを率いた探幽が達磨を描くなど、1人1~6幅を手がけている。
ほぼ同じ構成で描かれているのが特徴です。
展示は、
展示場の正面に向かって、右側に展示されているのは、ほぼ全員左を向いています。つまり中央正面を向いている。
左側に展示されているのは、全員右側を向いています。

お見事!!!。狩野派絵師の団結を示すような構成です。

中央の「夕佳亭」が、なければ、展示の意図が、もっと伝わったのではないかと思う。
そして中央には、狩野秀信の中観音左右十六羅漢図(多分?)

狩野派、全員集合みたいな感じです。


今回【併催 名碗三十撰】と謳われていますが、正面入口には、これが
展示されています。



重要文化財「赤楽茶碗 加賀」本阿弥光悦 作
素人にも分かる輝きです。

第二展示室には

重要文化財 伊藤若冲筆
「鹿苑寺大書院障壁画 葡萄小禽図床貼付」があります。

あの若冲展覧会では、長い行列をグルグル回された時に出会った作品です。
懐かしいですね。今は他の作品も併せて、じっくり鑑賞出来ます。

今回は、新たに展示されたこれが目立っています。


重要文化財 俵屋宗達筆 「蔦の細道図屏風」

写真は2双展示されている内の、一つ。
金泥と緑青。豪華です。

今回、展覧会用のカタログは作ってないようです。
列祖像は絵葉書にもなっていない。
既存のカタログに載っているということなので、会場で2冊チエックしたが、
見つけることが出来ませんでした。残念。

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2008年展覧会を振り返って

2009-01-10 | ア-トな話し
去年は展覧会一杯行きました。

去年の展覧会を振り返ってという企画で各新聞社等がやってますが、他社主催の分には触れないとか、メチャクチャマニアックな展覧会であったりと。
どうも、すっきりしません。
でもって、まったく個人的に、自分が行ったのだけという狭い範囲で、ベスト10をやってみました。10に収まらないので、タイトルは振り返ってにしました。


1位。「フェルメール展」 Vermeer and the Delft Style  東京都美術館 2008年8月2日(土)~12月14日(日)
とにかく、大のフェルメールファンなのだから、これは一番ですよね。
日本初公開5点を含む7点。良く集めたなと感謝感激です。

「小路」  日本初 アムステルダム国立美術館(オランダ)
二度と出会うことがないかも知れません。


2位 モディリアーニ展  国立新美術館
3/26~6/9
大阪にも巡回、国立国際美術館(大阪)で、7/1~9/15

思い出深い展覧会です。家族4人、東京で集合して見た。
この時に会場で描いて貰った似顔絵は、今も大活躍しています。

モディリアーニは若くして、肺結核になった。それを隠すためにアブサンのようにアルコール度の高い酒をあびるように飲んで、わずか35歳でなくなった。
そして妻のジャンヌも、彼がなくなった2日後に妊娠9ヶ月の身ながら後を追うように自殺。
「君は絵を描いていて楽しいのか」とルノワールに言われたとも。
決して暗くはないが、静かな絵である。
あの首の長い、アーモンドのような眼に引かれてしまう。これだけの作品点数を揃えた展覧会は、すごい迫力でした。


ブログには洩れたが、妻の
大きな帽子をかぶったジャンヌ.エピュテルヌ。

3位 対決巨匠たちの日本美術

2008/7/8~8/17
東京国立博物館

12組の巨匠の作品を"並べて"鑑賞しょうという壮大な企画である。
この仕組みも面白いし、集まった巨匠。作品もすごい。

自分自身の中でも、まだ消化しきれてない感じが残っている。

そして、この時に平常展で見たのが。
14億円の大日如来坐像である。
2008年7月10日(木)~2008年9月21日(日)

この大日如来は、その後スリランカ展を家内と長男とで見に行った時にも見る機会があった。運慶作の見事な作品。


4位 ピカソ展
2008年10月4日(土)~12月14日(日)
二つの美術館で同時に開催された。
国立新美術館    巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡
サントリー美術館  巨匠ピカソ 魂のポートレート

これだけのピカソが国内で揃うことは二度とないだろう。
ピカソの女神たち プレイボーイ11月号が盛り上げてくれました。
東京に行ってる三男も友達と行ったと連絡ありました。


5位 ウルビーノのヴィーナス  国立西洋美術館

ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」
とにかく、この1点だけ見てもらえれば、入館料の元は取れますよという主催者側の自信が感じられる展覧会でしたね。
一つの裸婦画を、こんなにじっくり見たのははじめての経験(笑)。
最近出版された「恋する西洋美術史」池上英洋 著 を読むと裸婦画に対する認識が変わります。
本によると、この絵を注文したウルビーヌ公の妻は当時まだ10歳。
この作品の目的は、「教材」だったという説がある。
当時、こんなエロティックな絵が流行っていたわけでもないようです。

6位 没後80年記念 佐伯祐三展  -パリで夭逝した天才画家の道-

大阪市立美術館 2008年9月9日(火)~10月19日(日)

大阪に居てるとよく見かける佐伯祐三作品。
和歌山県立美術館も所蔵しています。
2005年11月3日(祝)~12月11日(日)に
佐伯祐三 -芸術家への道-展と題して開催されました。

大阪は、「近代美術館開設準備室」のお陰で、アチコチで作品に出会えます。
今回は、展示方法にも工夫があり、印象に残る作品がたくさんありました。

この時常設展もすごかったですね。
特集展示 大阪市立近代美術館コレクション
近世写生画 -応挙と若冲-
近世文人画 -大雅と玉堂-
見所いっぱいでした。



7位 コロー 光と追憶の変奏曲

神戸市立博物館 2008.9.13~12.7

"真珠の女" そうです。あのモナリザのようなポーズ。
今も、瞼にしっかりきざまれています。
見ておいて良かったなという展覧会でした。


8位
モーリス・ド・ヴラマンク展

4/19~6/29 損保ジャパン東郷青児美術館

少し前に、姫路市立美術館の常設展で見たヴラマンクの作品に刺激を受け、たまたま東京に行く予定があって急遽追加した展覧会。
宝物を拾ったような感じでしたが、素晴らしい作品でした。
また、どこかで出会えるのかな


9位

写真展

振り返って見れば、写真展にも面白い物がいくつかありました。

世界報道写真展~2008~2008/6/14~8/10 東京都写真美術館
ミャンマーで日本人ジャーナリストの長井健司さんが撃たれて亡くなった。
それを悼み、特別コーナーが設けられビデオが放映されていたのを思い出します。



「写真」とは何か 20世紀の巨匠たち 美を見つめる眼 社会を見つめる眼
大丸ミュージアム 梅田 2/27~3/17
ロバート・キャパの有名な「崩れ落ちる兵士」もありましたが、何といってもこの写真が印象に残っています。


ユージン・スミス 『楽園へのあゆみ』

こんな写真を撮ってみたいな。

写真の美術/美術の写真
1月26日~3月23日 大阪市立近代美術館建設準備室
いろんな写真があるのと 森村泰昌を知ったのが大きな収穫でした。

オードリー・ヘップバーン ボブ・ウィロビー写真展&オードリー・コレクション
2008年12月4日(木)~10日(水)
近鉄百貨店阿部野橋店9Fの近鉄アート館

とにかく可愛かった(笑)

10位
2008年は、何といっても源氏物語千年紀の年、関連の展覧会に行って来ました。
行けなかったもあるけれど。

源氏物語千年紀展  京都文化博物館 4/26~6/8
ここで漫画の『あさきゆめみし』に出会い。
その後、知人が一括して貸してくれることになって
こんなページも作って見ました。「源氏物語」

源氏絵 麗しき桃山の美 和泉市久保惣記念美術館 1/27まで

ここは、家から近いこともあり、今年も楽しみだ。

「艶●源氏」展
大阪高島屋  9月25日~10月6日

見事な和紙の展覧会でした。

風俗博物館
ここも見ごたえありました。





等外その他にもいろんな、いい展覧会に行きました。

没後40年 レオナール・フジタ展
ヴィルヘルム・ハンマースホイ展
創立250周年記念 ウェッジウッド 展
国宝 三井寺展
第60回 正倉院展
美術散歩 印象派から抽象絵画 ブリジストン美術館
出光コレクションによる 近代日本の巨匠たち
ジョン・エヴァレット・ミレイ展 Bunkamuraザ・ミュージアム
スリランカ展 東京国立博物館 表慶館
ダーウィン展 「進化」発見の旅へ! 大阪市立自然史博物館
レゴによる世界遺産展 堂島リバーフォーラム
西国三十三所-観音霊場の祈りと美-
金GOLD 黄金の国ジパングとエル.ドラード展
ルオー 大回顧展  出光美術館
国宝法隆寺金堂展と藤田嗣治 作品展
液晶絵画 国立国際美術館
アンカー展 ~故郷スイスの村のぬくもり~
ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美  神戸市立博物館
瀬戸内寂聴展
「画家としてのミュシャ ―絵画と素描―」 堺市立文化館
暁斎 Kyosai 展 京都国立博物館
第39回 日展 大阪展
ムンク展 兵庫県立美術館
憧れのヨーロッパ陶磁展と若冲展
30年分のコレクション 国立国際美術館

各自、振り返って、勝手にベスト10を選んで見るというのも
いいものだと思います。

以上



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初夢 「gooな話」 ついに出版か?

2009-01-01 | 心に残る本
これ


初夢として、こんな夢を見るのもいいのかな?(笑)

このブログ「gooな話」の書籍化、ついに出版です。

ネットで好きな題名の本の表紙が即座に出来ます。
創刊日が4/1というのもなかなかの物です。

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みなさま、良い、初夢を見れますように。
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